yamashina shigeru
2016年11月7日1 分
最終更新: 2019年9月18日
遠慮とは
遠きを慮ること。
遠きには二つの意味がある。
時間的な遠い将来と空間的な拡がり。
よき人間関係を保つには遠慮は必要で
そのため我々先祖は礼という規範を創った。
時空間の遠きに思いを馳せ、
人に対しては言動を控えめにする。
それができる人を大人という。
いま・ここ・自分の都合だけでなく
遠い将来に思いを馳せ、
彼方(現代から未来)
此方(過去から現代)
を慮る。
そういう父祖の営みがあることによって
私たちはこの時代の繁栄を生きていることを
知らなければならない。
2015年11月号 致知 より
過去、現在、未来をつなぎ、ど真ん中を生きる。