yamashina shigeru

2022年1月31日2 分

冬と春を分つ

鶏始乳
 
にわとり はじめて鳥屋(とや)につく

にわとりが、卵を産む時期。


 
これも七十二候に出会うことで初めて知ったことだ。
 
鶏の卵には「旬」があるということ。

卵の旬は2月~4月
 
母体の中でゆっくり育ち、栄養が詰まった卵になるそうだ。
 
ただし、このお話は、有精卵について。

ぼくらが普段食べる無精卵は、年中同じ栄養価であり、旬があるわけではないようだ。


 
卵には旬がある、はじめて知りました。

【鶏】
 
ニワトリは、世界中で古くからその地域の文化に溶け込み、重宝されてきた。
 
日本では弥生時代に大陸から伝来され、飼育が始まったとされている。

ニワトリの鳴き声の神秘性が世界で祭事に利用されてきた。
 
夜と朝を分つモノ。
 
この時期は、冬と春を分けるモノとなるのだろうか。

古代中国では、ニワトリには頭に冠を戴く「文」、足に蹴爪を持つ「武」、敵と戦う「勇」、食を見て呼び合う「仁」、そして夜を守り時を失わない「信」の五徳があるとされた。(ウィキペティアより)


 
72プロジェクトとは、日本の七十二候に向き合い、生活の中の変化に出逢うプロジェクトです。
 
そのことで、
 
ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。
 
(生まれ育たった風土と自分の関係性)

ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。
 
(生活の中の気づきを子どもたちへ伝承)

ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。
 
(営みの中の小さな変化への気づきを察する)

そういったプロジェクトです。
 

七十二候のパステルアート
 
ここあーと みやばやし ともこ

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