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  • 執筆者の写真yamashina shigeru

冬と春を分つ

鶏始乳 にわとり はじめて鳥屋(とや)につく



にわとりが、卵を産む時期。

これも七十二候に出会うことで初めて知ったことだ。 鶏の卵には「旬」があるということ。


卵の旬は2月~4月 母体の中でゆっくり育ち、栄養が詰まった卵になるそうだ。 ただし、このお話は、有精卵について。

ぼくらが普段食べる無精卵は、年中同じ栄養価であり、旬があるわけではないようだ。

卵には旬がある、はじめて知りました。



【鶏】 ニワトリは、世界中で古くからその地域の文化に溶け込み、重宝されてきた。 日本では弥生時代に大陸から伝来され、飼育が始まったとされている。


ニワトリの鳴き声の神秘性が世界で祭事に利用されてきた。 夜と朝を分つモノ。 この時期は、冬と春を分けるモノとなるのだろうか。


古代中国では、ニワトリには頭に冠を戴く「文」、足に蹴爪を持つ「武」、敵と戦う「勇」、食を見て呼び合う「仁」、そして夜を守り時を失わない「信」の五徳があるとされた。(ウィキペティアより)


72プロジェクトとは、日本の七十二候に向き合い、生活の中の変化に出逢うプロジェクトです。 そのことで、 ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。 (生まれ育たった風土と自分の関係性)


ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。 (生活の中の気づきを子どもたちへ伝承)


ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。 (営みの中の小さな変化への気づきを察する)


そういったプロジェクトです。

七十二候のパステルアート ここあーと みやばやし ともこ

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