yamashina shigeru

2022年1月24日2 分

ズレ

水沢腹堅
 
さわみずこおりつめる

前回は、フキノトウだったのに、今回は、沢の水さえ凍ってしまう、という意味です。
 
1年で一番さむい時期。


 
これ、おもしろいなって思うのが、お昼が一番短い冬至の日を約1か月位すぎたこの時期が、もっとも寒くなるということ。
 
この「ズレ」がすごくおもしろいし、油断できない事実でもあるなと思います。


 
仕事でミスが多発する時期。

そのミスの原因の元はどこにあったのか、このズレを意識して遡ることは大事なように思う。

【腹】


 
「腹」という漢字を調べてみると、すごくいろんな意味があることに気づく。

普段あまり意識せずに使っているにも関わらず、こんなに多様な「腹」の使い方があるのだと驚く

①内臓のある部分、腹
 
②母の胎内。また、そこから生まれること。腹違いの子
 
③本心。心づもり。「この話は腹に納めておこう」
 
④胆力。気力。度量。「腹のすわった人物だ」
 
⑤物の内側。「親指の腹を使う」
 
⑥感情。「腹が収まらない」

#72プロジェクト
 
72プロジェクトとは、日本の七十二候に向き合い、生活の中の変化に出逢うプロジェクトです。
 
そのことで、


 
ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。
 
(生まれ育たった風土と自分の関係性)

ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。
 
(生活の中の気づきを子どもたちへ伝承)

ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。
 
(営みの中の小さな変化への気づきを察する)

そういったプロジェクトです。
 

 
七十二候のパステルアート
 
ここあーと みやばやし ともこ

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