yamashina shigeru2022年2月23日1 分幻日ついに「72プロジェクト」も最後になります。 1年間、ありがとうございました。 霞始靆 かすみはじめてたなびく 霞や雲が層をなし、薄く長く漂っている様子。 冬の乾いた空気に比べて、大気中に細かな水滴や塵が増える頃。 実は今朝、朝ランしたのですが、空に虹が見えました。...
yamashina shigeru2022年2月16日2 分薄氷魚上氷 うおこおりをいずる 川や湖に張っている薄氷が割れるころ。 そこから魚が飛び跳ねる姿を表現している。 「薄氷」といえば、小矢部市の五郎丸屋の銘菓「薄氷」でしょう。 お店は、実家の近くにあります。 子供のころは、本当によく自宅にありました。...
yamashina shigeru2022年2月13日2 分籠桶はキリ製黄鶯睍睆 うぐいすなく 山里ではウグイスが鳴き始める頃。 繁殖期は初夏で、オスは縄張りをつくり「ホーホケキョ」と1日に1000回ほど鳴くことがある。 すごく興味深かったのは飼育方法だ。 籠にいれたウグイスはさらに籠桶(こおけ)に入れる。...
yamashina shigeru2022年1月24日2 分ズレ水沢腹堅 さわみずこおりつめる 前回は、フキノトウだったのに、今回は、沢の水さえ凍ってしまう、という意味です。 1年で一番さむい時期。 これ、おもしろいなって思うのが、お昼が一番短い冬至の日を約1か月位すぎたこの時期が、もっとも寒くなるということ。...
yamashina shigeru2022年1月20日2 分打ち解けた心款冬華 ふきのはなさく 今朝は、10cmぐらい雪が積もっていました。 それでも七十二候では、ふきのとうが出始める頃。 春に向かっているのですね。 駐車場の雪かきをしていて、コンクリート部分から花壇部分の境で、それまで雪に埋もれていた木の枝がパッと現れた瞬間に、その木の小さな...
yamashina shigeru2022年1月14日2 分国鳥雉始雊 きじはじめてなく ちょうど野鳥に興味を抱いているところだった。 昨日雪が積もった木の枝に、とてもきれな二羽の鳥が止まっていた。 つい見とれてしまい、写真を撮ろうと思った時には逃げてしまった。 なぜか分からないけど、僕にとって鳥は、つい目を奪われる存在だ。...
yamashina shigeru2022年1月14日2 分ややもすれば水泉動 しみずあたたかをふくむ 妻と河川敷を走っているときに、 「寒いけど、春が近づいている感じがする」と。 気温はまだ寒さが続くと思うんだけど、自然の変化は少しずつ春に向けて動いているのかもしれません。 日曜日の大阪はすごく天気もよく、暖かかったせいか、末っ子は、もう夏だ...
yamashina shigeru2022年1月14日2 分競りと哀れ芹乃栄 せりすなわちさかう しっかり雪が降っています。 もうちょっと末っ子と雪遊びできたらよかったのだけど、大阪に戻りました。 芹が生えてくる頃。 芹といえば、七草がゆしか思い浮かびませんが、、、。 1月7日「人日(じんじつ)の節句」に七草がゆを食べるという習わしです。...
yamashina shigeru2022年1月1日2 分清め育つ雪下出麦 ゆきくだりてむぎのびる 降り積もる雪の下で、麦が芽を出す頃。 来年養蜂の巣箱を置かせていただく畑に、レンゲの種をいっぱい撒いていただきました。 どんな景色になるのか、、すごく楽しみです! そう。 実はすごく不思議なのです。 秋に種をまき、冬を越して、春に花が咲く。...