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  • 執筆者の写真yamashina shigeru

心の迷い

霎時施 こさめときどきふる



さあっと雨が降ったかと思えば、すぐにやみ、青空が顔をのぞかせる。 秋から冬にかけて降るこのような雨を時雨(しぐれ)といい、この時期の空模様のひとつ。

「時雨」は漢語としては元来、「ほどよいときに降る雨」を意味する。


朝起きかけの時雨は、ちょっとだけ心に迷いを生じさせる。 「朝ランしようか、雨だからやめておこうか」

結局、時雨を言い訳につかう心の弱さなのだが。

その心の弱さに出会う瞬間も、結構ぼくは好きだ。 そして、大体負ける・・・。


【霎】 しばし/ごくわずかな間/通り雨 という意味 雨と妾。


#72プロジェクト 72プロジェクトとは、日本の七十二候に向き合い、生活の中の変化に出逢うプロジェクトです。 そのことで、 ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。 (生まれ育たった風土と自分の関係性)

ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。 (生活の中の気づきを子どもたちへ伝承)

ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。 (営みの中の小さな変化への気づきを察する)


そういったプロジェクトです。

七十二候のパステルアート ここあーと みやばやし ともこ

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