款冬華 ふきのはなさく
今朝は、10cmぐらい雪が積もっていました。 それでも七十二候では、ふきのとうが出始める頃。 春に向かっているのですね。
駐車場の雪かきをしていて、コンクリート部分から花壇部分の境で、それまで雪に埋もれていた木の枝がパッと現れた瞬間に、その木の小さな緑の葉が顔を出し、ふわっと若葉の香が漂います。 その香りがすごくいい香りで感動します。
【款】 款冬(カンドウ)とは、フキのこと。
款(カン、まこと・ よろこぶ・ たたく・ しるす)という漢字を調べると、 ①打ち解けた心 ②真心 ③心からよろこぶ そんな意味があるそうです。
普段の生活では、ほとんど使わない漢字なのではないでしょうか。書道をされていれば「落款」という言葉に使うぐらいかな。
漢字の意味を知り「款冬」という熟語を見ると、イメージが広がります。
#72プロジェクト 72プロジェクトとは、日本の七十二候に向き合い、生活の中の変化に出逢うプロジェクトです。 そのことで、 ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。 (生まれ育たった風土と自分の関係性)
ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。 (生活の中の気づきを子どもたちへ伝承)
ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。 (営みの中の小さな変化への気づきを察する)
そういったプロジェクトです。 七十二候のパステルアート ここあーと みやばやし ともこ
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