辞は達するのみ
言葉というものは、相手にその意味を正しく十分に伝えることこそが大事なのだ。
(「実践・論語塾」安岡定子著)
つまり、相手に伝わったものがすべてであり、
言ったはず、伝えたつもりではよくないということだ。
だからこそ、言葉を磨かなければならない。
そして、自分が見た景色を伝えたいという気持ちと、
相手への思いやりが必要だ。
このコミュニケーションにとって大切な3つの要素を
一切無駄のない短い言葉で伝えてくれている。
これは、コミュニケーションだけでなく
リーダーシップにも共通することだと思う。
ど真ん中名刺はどうか。
名刺を渡す相手にいかに情報を正しく伝えるか。
本来の名刺の役割とすれば、まさにこの章句のとおり、分かりやすく伝えなければならない。
ただし、ど真ん中名刺の場合は、まず自分自身がこの名刺を手に取り、自分が選択した言葉、自分が選んだ写真が常に自分にとって心地よいかどうか。
そこを大切にしている。
自分と、伝えたい相手にこそ響く名刺であればいい。
辞は達するのみなのであればこそ、あえてエッジを利かしてもいいのではないか。
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