素直な心になるために
松下幸之助
第1章 素直な心の内容10か条
「平常心」 素直な心というものは、どのような物事に対しても、平静に、冷静に対処していくことのできる心である
素直な心と平常心という二つの心を自分の身体にぶつけてみると、なんともいえない厳しさがのこった。
つまり、喜怒哀楽を素直に出すこと。
これは素直な心ともいえよう。
が、しかし、ここに平常心たる、冷静に対処していくという心もまた、素直な心であるという。
感情の赴くままに動くのではなく、感情すらも素直に受け入れ見つめ、その上で、平常心で対処するということなのだろうか。
喜怒哀楽が悪いと言っているわけではなく、喜怒哀楽も含めて素直に受け入れ、もっと大きな視野で視る、ということになるのだろうか。
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