好きを仕事にする。
大手企業でエンジニアとして働いている方の講演会でのお話です。
「ほとんどの学生が大学でやってきたすばらしい活動を社会人1年目になるとやめてしまう人がほとんど」
「理由はさまざま」
「大体の理由は、会社に早く馴染むために集中するため、だそうです」
「でもね」
「やめるのは簡単だけど、もう一度再開するほど難しいことはない」
「そして実は社会人1年目は、社会人の中で一番暇な1年なのです」
「だって、責任ある仕事をするわけでもないので、定時に終われるわけです」
「こんなに暇なことはない!」
「大事なのは、学生時代に始めたことを続けること」
「そして、就職した最初の休日を何に使うか」
「同期と飲みにいくのは、これからいつでもできる」
「最初の休日に、自分の好きなことに時間を費やせるかどうか」
「もし、それができないというなら、いつまでたっても、自分の好きなことはできないよ。」
確かにそうだなって共感しました。
そして、とあるプロジェクトの一員となった50代の社員さんの「好き」はプラモデルの組み立てだった。
それをずっと続けてきた。
そして50代で初めてその「好き」のノウハウを通して、細かい部品の塗装・組み立ての仕事に従事でき、喜びに変わったそう。
ど真ん中名刺WSで、
「今は自分のど真ん中が分からないので」
と、足踏みされる方が結構います。
でもそうではなく、今の自分の立ち位置を考えて、
今だから表現できる自分だけの名刺をつくるのも大切。
カタチにする力。
作って初めて見えてくる景色は、必ずあります。
そうか。
これは大事なことだったんだ、と気づくことはあると思います。
それが、継続の力になるのでは。
作ろうよ、ど真ん中名刺。