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  • 執筆者の写真yamashina shigeru

紅色

紅花栄 べにばなさかう




紅花が盛んに咲く頃。 なのだが、、。

紅花が実際に咲くのは6月末ごろからのようで、なぜこの時期の七十二候が紅花栄なのかは不明。 実は違う花を指すのではないかという説もある。 謎です。


【紅】 日本の国旗の色は白に紅の丸となっている。 問題は、では「紅色」とは何か?ということだ。

実は長年決まっていなかったらしい。

この話題がちょうどテレビの「初耳学」で紹介された。


1964年、東京オリンピックで使用するすべての国旗は、開催国が全参加チーム分の生地や染料、色合いなどを確認して作成することになっていた。 その過程で発覚したのが、「日の丸の"赤色"には定義がない」という衝撃の事実。 当時、日の丸の赤は"紅色"としか決まっておらず、正式な色の定義がなかった。 生粋の国旗マニアだった大学生の吹浦さんに組織委員会が国旗監修を依頼し、紅色の調査に挑む。 まず、口紅など化粧品を製造する資生堂に依頼して様々な"紅色"のサンプルを入手。 さらに、一般家庭500軒をまわって国旗を借り受け、使われている紅色の平均値を算出。試行錯誤の末、日の丸にふさわしい紅色を見つけ出した。 試作品の日の丸を手に首相官邸や関係省庁を訪ねるも、そのすべてから「決められない」との返答。 最後は、吹浦さん自身が「自分で決めるしかない」と、国旗監修の名のもとに日の丸の赤を決定した。

となるのだが…。

じゃあ、その決めた紅色をCMYKで表したら何???って情報が、いくら検索してもないのです。。。

実はデザインで日の丸の色を使うことがたまにあり、何度も検索したことがあるのだが、これだという色データがないのだ。

謎であり、そこに、何か日本らしさを感じる。


ちなみに、ぼくが普段利用している「本気Tシャツ」があるのだが、そこで利用している日本の紅色は

M 100

Y 65

K 10

である。



#72プロジェクト 72プロジェクトとは、日本の七十二候に向き合い、生活の中の変化に出逢うプロジェクトです。


そのことで、 ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。 (生まれ育たった風土と自分の関係性)


ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。 (生活の中の気づきを子どもたちへ伝承)


ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。 (営みの中の小さな変化への気づきを察する)


そういったプロジェクトです。 気づいた変化、投稿お待ちしています。


七十二候のパステルアート ここあーと みやばやし ともこ


七十二候の書 おちゃやれ堂 中井 好子



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