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執筆者の写真yamashina shigeru

ふるき

故きを温ねて新しきを知れば、以て師となるべし。

コロナの影響により、半年ぶりの親子論語塾でした。



「ふるき」とはどんな意味があるのか?

一般的には、昔の教えや本を指すだろう。


でも決してそれだけが「ふるき」ではない。


たとえば、自転車を乗れるように練習した時のことを覚えていますか?

個人差もあるだろうし、いろんな練習方法があるのかもしれない。

でもほとんどの場合、親や兄弟、友達が見てくれて練習したのではないか。


まさに、自分ができてないことに対して、もうできるようになっている人にアドバイスをもらうことも、「ふるき」になる。


この論語は、もっと身近な言葉なんだと。


さらに、自分の経験してきたことを糧に、次同じようなことが起きた時にどう対処するか。

それも「ふるき」である。


そうやって、「ふるき」をたずね、新しいことを学び成長していく。

その先に、自分が誰かの「ふるき」となることだってありえる。

そうやって循環が生まれる。


この物語でもっとも大切なことは何か。


それは、「ふるき」に出逢うためには、まず自分が何になりたいのかを定めることだ。

自分は何になりたいのか?

どんな小さなことでもいい。

それがあることで初めて情報が集まるようになる。


まずは、自分がどうなりたいのか。

ここがとても大事。


そういったお話を聞かせていただいた。


ど真ん中名刺エディットワークでも、この「ふるき」が自分がなるという循環も大切に伝えていきたいと思う。


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