あり方で生きる
大久保寛司
ベクトルを常に自分に向ける。
今月、ど真ん中の仲間からの講師依頼がある。
そのテーマが「応援者をひとりでもつくる」ということのようだ。
年末からずっと、このテーマについて考えていた。
応援者を作るとは一体どういうことなのか。
ここでいう応援者とは一体どういった人物のことを指すのか。
ファンなのか、サポーターなのか。
ここの定義も重要になってきそうだ。
ただ、ひとつ理解できたことがある。
応援者をつくるためには、まず自分が誰かを応援する側に立つということ。
それが始まりなのではないか。
それこそ、ベクトルを常に自分に向けることなのではないか。
応援をお願いする以前に、まず自分ができているかどうか。
ここが問われるのではないか。
では、もし自分なら誰を応援したいと心から思えるか。
ぼくの場合、答えは3つだ。
①家族、または、家族同等の関係性のある仲間
②同じ師のもとで学ぶ仲間(修身を共に学ぶ友、会社のスタッフなど)
③ど真ん中を生きる仲間
この3つになるのではないか。
理想は、家族のような近しき関係であり、同じ師を仰ぎ、ど真ん中を共に生きている。
そういった関係性の友がいるのなら、無条件に応援するだろう。
これをベクトルを自分に向けるのであれば、
自分自身が誰かにとってそのような存在、生き様をしているだろうか。
それが応援者をひとりでも作ることになるはずだ。
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