同調行動による失敗だ。
自分の成長のためにここに記す。
たとえば、自分ひとりのときは、交通ルールを守り、行動する。
それなのに、親しい関係の方と一緒になった瞬間、一瞬でルールを破ってしまう。
相手と同じ行動をとってしまう。
その結果、大きな失敗、信頼の損失につながる。
この同調行動の意味はとても大きいと感じた。
同調行動とは 集団規範,慣習,他者の反応に一致するような行動様式であり,広く人間が行う適応の一形態である。社会が安定していればいるほど同調行動が一般的となる。同調行動を行う条件としては、 ①本来もっている同調性向 ②過去の経験 ③関与の度合い ④集団への魅力や地位 ⑤他者に依存している度合い ⑥信頼の度合い ⑦私的状況か公的立場か
ぼくはすごく同調行動をしやすいタイプだと自覚している。
ただ、常にそうかというば、そうではなく、上記のとおり一定の条件の中で同調行動をとりやすい。
ただ、それ以外の部分では、逆に同調行動から一定の距離を置き、自分としての判断と行動ができていると自覚している。
だからこそ、同調行動により失敗に見舞われると、普段のギャップもあり大きなショックを受けてしまう。
では、その一定の条件とは何か?
上記に書かれた内容をまとめると、相手と環境だろう。
①相手とは、家族以外の間柄で、自分とは違う特性として尊敬している。または関与関心度の高い相手。
②環境は、自分の主戦場ではなく、自分がコントロールできない場所やど真ん中の活動以外の発表の場。相手側に主導権がある場合。
この同調行動は、当然誰もがそうだろうし、動物としての防衛本能に近いようなものなのかもしれない。だからこそ、否定する必要はないが、その行動が明らかなにマイナスになる場合、誰も得をしない結果を招いでしまう。
うん、今一度①②を考えてみると、相手に関しては、そうなりやすいというだけで絶対条件ではない気がする。
やはり、②の自分の置かれている環境や状態が、まったくもってど真ん中から離れた活動をしているときだ。
そうなった瞬間、自分が消える。
これは、問題を起こしたからこそ、明白になってきた。
今回の反省を次に活かすには、自分を律する、ルールを明確にする、相手の気持ちを察するといういろんな要素はあったとしても、最も重要なことは、
「自分のど真ん中を外さないように生きる」
ここに帰するように思う。
そして、多くの方が自分のど真ん中をもち、そこで心地よく自分の力を存分に発揮していくことこそ、この世界を幸せにしていく多様性ある社会になっていくように思う。
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず すぐれた人物は、人と仲良くするが自主性を失わずむやみに同調しない。つまらぬ人間は、すぐに同調し自主性を欠いているということ。
まだまだ君子には程遠い。
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