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  • 執筆者の写真yamashina shigeru

草木萌動

更新日:2021年3月6日


草木萌動(そうもくほうどう) そうもく めばえ いずる

平地では雪が、ほとんど溶け、足もとや道端に薄緑に色づく芽が出始めます。

見えないところで、変化もしてないようで、実は確実に自然は動き始めていることを知る。

【萌 意味】 草の芽が出はじめる。 物事が起こりはじめる。 きざし。


突然ですが、72プロジェクトを始めました。

72プロジェクトとは、みんなで日本にある「七十二候」をちょっと意識して生活していこうというプロジェクトです。 「七十二候の〇〇」といった感じで、〇〇に書や絵や詩や気づきといった言葉を入れて、1年間投稿し続けるプロジェクトです。

始めるキッカケは、修身を学ぶ会でした。

ど真ん中名刺を作られた仲間の多くは、日本に生まれ、日本で育った方だと思います。

そうじゃないとしても、日本と必ず関わっている仲間たちだろと思います。

自分というひとつの生命は、血と育ちと教えで出来上がっている。

特に「育ち」である、幼少のころの家庭環境の中での両親からの影響は、大きいのではないでしょうか。

であるならば、生命という縦軸をもっと深く考えていくと、日本という風土に生きている以上、「育ち」と同様に、日本の自然環境の変化からも大きな影響を受けているにちがいない。

また、家庭の中で親が子に伝えられる学びは何か。

家庭だからこその学びは何か。

実は生活に密接に関わり合っている自然の変化を上手に取り入れた、文化や習わしなのかもしれない。

さらに、自然の変化に思いを馳せるということは、きっとそばにいる相手を慮る思いやりの心も豊かにするのではないでしょうか。

変化に気づく力や、いろんなもの同士が関わり合っている姿を観る力が養われるように思います。

つまり、七十二候を意識するということは、

ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。(風土と自分の関係性) ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。(子どもたちへの伝承) ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。(変化への気づき)

という感じで、 過去と未来と今という時間にさらなる深みを与えてくれる気がしています。

後々、外部サイトを立ち上げたいなと思っていますが、ひとまず、ど真ん中グループの中から始めます。

七十二候のパステルアート 絵 みやばやし ともこ

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