蟄虫啓戸 すごもりのむしとをひらく
地中で冬ごもりしていた虫たちが、暖かい春の気配を感じて姿を現し始めるころ。 草木が動き始めた次は、虫たちですね。
土の中から顔を出す虫。
頭の中のイメージでは、オケラがパッと思い浮かんだのですが、オケラは季節に関わらず一生のほとんどを土の中ですごし、冬も土の中で動いているようです。
みつばちたちも、土の中ではありませんが、巣の中でじっとしていた状態から、そろそろ外に飛び立ち始めるのかな。
【蟄】 虫が地中にとじこもる意味。
72プロジェクトとは、日本の七十二候に向き合い、生活の中の変化に出逢うプロジェクトです。 そのことで、
ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。 (生まれ育たった風土と自分の関係性)
ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。 (生活の中の気づきを子どもたちへ伝承)
ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。 (自然も人も、変化の気づきを察する力を養う)
そういったプロジェクトです。
七十二候のパステルアート 絵 みやばやし ともこ
今朝、妻と大阪城まで朝ランしました。 帰路の途中の河川敷の傍に、蓮池があります。
その池にたたずむ鳥たちが一生懸命、池の中を突いています。 何か生き物を見つけて食べているのかな。
こういった一コマに目と心が止まる。
七十二候を知ることの変化。
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