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Eベクトル

2023年4月3日
読了時間: 2分

映画「シン・仮面ライダー」

想像をはるかに超える面白さでした。




主人公は、自分の意志とは関係なく、とんでもない力を与えられる。

しかし、それは「お前が求めた力だろう」と力を与えた者から言われる。


物語はここから始まる。

自分の力を見つめ、承るかどうか。

ここの葛藤だ。

 

承るためには、自分との闇と対峙しなくてはならない。

 

犠牲者は「許せない」と言い、

子供は「納得できない」と言う。

つぶし屋は「出来ない理由」を言い、

売春婦は「生きていくには仕方がない」と言う。


1人ずつ現れる敵と対峙しながら、過去を受け入れ、与えられた力を受け入れ、一歩踏み出していく。

現れる敵も、本当は「自分の幸せ」を追求しようとしただけなのだ。

結局、自分の元型にハンドルを握られているのだ。

敵の中にある元型と対峙しながら、自分を成長させていく。


けれど、一人だと限界がある。

仲間の存在が必要なのだ。

 


仲間との信頼。

 

主人公は、積極的にリーダーシップを発揮するわけではない。

常に「呼び水」となり、仲間を変容させていく。

 


第2フェーズから第3フェーズへ。

 

第3フェーズの共通点

・自らの影に正対する

・他者をエンパワーする

・エンパワーした仲間と共創する


最終的には蛹から蝶へ変容した敵の心を溶かしていく。

敵は、蝶に変容を遂げたと思いきや、完全に変容を遂げることはなかった。

結局自分の元型にコントロールされている状態でしかなかったのだ。

 

いかに力があろうが、自らの影にコントロールされ、本当の眠っている力と接続できていない状態では、しっかりと影と正対し、仲間と共創した相手には敵うことはなかった。

 


幸せとは何か。

 

自分がこの世の中からいなくなったとしても、志を継承する相手にバトンを渡すことになる。

 

Eベクトル。

自分は何のために存在しているのか。

存在意義に目覚めた力が、自分を他者を成長させていく。

 

敵も味方も同居した、すばらしい人の成長と変容、共創の物語でした。


ただ、リアルな命の残酷さはある。



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