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want to

  • 執筆者の写真: yamashina shigeru
    yamashina shigeru
  • 2021年12月10日
  • 読了時間: 2分

チームが自然に生まれ変わる 李英俊・堀田創 著 読了



コテンラジオの空海編からずっと興味があった認知の世界。

この認知科学をベースにしたリーダーシップ論。

いまのぼくが抱いている問いを大いに刺激してくれる内容でした。

人が無意識に自分が認知している世界をつくっている内部モデルをどう変革するか。


それを引き起こすためには的確なゴールの設定が必要であり

心の底から住みたいと思えるにもかかわらず、どうすれば到達できるのかわからないような現状の外側にある世界にゴールを設定すること。

なのだそうだ。

 

これは、自分の中のど真ん中を俯瞰して捉えた時に、自分の住んでいる地域にとって、自分が関わる業界にとって、どんな新しい価値を提供できるのか。

歴史的にどんな意味があるのか。

この、自分だけの物語ではなく、みんなの、社会の物語としての存在意義こそ、現状の外側にある世界にあるゴールになってくるだろう。

 

そして、この現状の外側にあるゴールに対して、如何に臨場感を与えるか。

それこそ、編集であり、ひとつの物語にしていくことになると思う。


話は変わるが、最近おもしろい現状が起きていて、ど真ん中エディットワークで ① needsとwantsが同じ答えになる。 ② must×needs、must×wants、needs×wantsに当てはまる3つの実践が同じになる。

そんな声を聴くようになりました。

なぜそうなるかというと、すでにど真ん中を生きている方。 その方は、今が偶然ど真ん中を仕事にしているのではなく、基本的に、若い時からそういう生き方をしている方だ。


ただ、ぼくも「なんで一緒になるんだろう」と気にはなっていた。


ところで、今回の著書には have to と want to がでてきます。

have toをどんどん削っていく。 そして want to の世界を広げていく。 その中で組織と個の want to の共通点を探していく。

この探し方のヒントを紹介されていた。

この探し方が、空海と認知科学がすごく似てる。 つまり、無意識に判断しているところにアクセスして、情報を書き換える。

ここにアプローチしているところだ。


読みながら感じたのは、 ど真ん中エディットワークのneedsもwantsも、両方とも、want to なのかもしれないといいう気づき。

つまり、ベクトルの方向を外の社会に向けた want to がneedsであり、ベクトルの方向を自分に向けた want to がwantsなのだろう。

なので、大きくが考えれば、needsもwantsも両方とも want to ともいえる。


もう少しじっくり考えてみたい。



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