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執筆者の写真yamashina shigeru

ど真ん中名刺WS 17

更新日:2020年5月16日



では、ここからワークショップに入っていきます。

ここからは、ワークシートを利用します。


ただ、こうしなければならないといった決まりは何もありません。10年近く考えてきて、常に変更を加えながら、いまのところこれが分かりやすいかなと思った作りになっています。



さて、最初のテーマは、「血・育ち・教え」。


ここまで3つの円の関係やど真ん中を生きるとはどういうことかを説明してきた。

ワークショップでは、この3つの円に関して自分はどうなのかを考えて、一度書き出してみるという作業をします。

つまり、今の自分の置かれている情況(must、needs、wants)を書き出していきます。


ただ、この3つの円をさらに覆う大きな円が存在します。

まずは、この大きな円から考えていきます。


その円は何かというと、「自分が一体いかなる人間なのか」、自分の成分表示を考えようということです。


それは教育学者でもある森信三氏の言葉をお借りて説明していきます。

人間というのは3つの要素で出来上がっていると言われている。


それが、血・育ち・教えだ。

この3つがあり、今の自分がある。


…、血統、血筋です。たとえば、日本人です。父は●●県生まれ、母は●●県生まれです。おじいちゃんは、●●な仕事をしていました。先祖をさかのぼると、●●を大切にする家系です。のような自分の身体に流れているDNAはどういったものなのか。自分が生まれ育った風土もこちらに入るのかもしれません。


育ち…、幼少の頃、家庭の中でどんな躾を受けましたか。お母さんから、何が大切で、何がダメだと言われていましたか。お父さんは、どんな背中を見せてくれましたか。反面教師もあるかもしれません。大人になった今でも、口ぐせで言っていることは、実は母の影響だとか。道が分かれていたら、どちらを選ぶべきか、その選択の基準は、振り返って考えてみると父の影響を受けている。というようなこと。


教え…、育ちと教えの違いは、家庭内か家庭外かの違いです。つまり、ある程度成長し、進学や就職で社会に出て、家庭の外の世界で出会った友や師からどんなことを学んだのか、何を気付かさせられたのか。


人間は、この血・育ち・教えで出来上がっている。

また、この3つは時系列の順番となっています。

言われると当たり前のような話だが、振り返って考えることはなかなかできないものです。

 

この3つに、さらにもうひとつ付け足していただきたい。

成功体験と逆境体験である。


「あの成功体験から学んだことがあるからこそ、今の自分がある。」

「あのときの逆境体験があったからこそ、今がある。」

特に成功よりも逆境と呼ばれるような体験が、より今の自分に影響されている気がします。


まずはこれらをご記入下さい。

黄色の部分です。

対面の場合は血育ち教えが2分、体験を1分ほどで記載してもらっています。


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