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執筆者の写真yamashina shigeru

ど真ん中名刺WS 36

更新日:2020年5月18日



ど真ん中や大志をカタチにしていくためには、まだ足りない要素があるという話をしました。

それは何か?


時代、時流です。


志に関しては、私利私欲なく、こんな人間になりたいんだと自ら強く思ったことであるので、時代時流に流される必要なく、追及すればいい。


ただ、ど真ん中、大志となると、世の中が関わってくる。


とはいいつつ、自分にとってのど真ん中や大志は、その人の心の中から生まれてきたものであり、どんな内容だろうと否定されるものでは一切ない。


ただし、それを本気で実現していこうとしたとき、時代や時流にあっているかどうか、ここも結構重要なキーワードになってくる。


では時代時流とは何か?


これまでは、自分のど真ん中を見てきました。

次は、自分が関わる業界のど真ん中はなんだろうか。

自分が住んでいる地域のど真ん中はなんだろうか。

業界や地域のど真ん中と、自分のど真ん中は、どう結びつき合っているのか


これを考えることが時代時流を考えることだ。


自分が関わっている業界がなすべきことは何か。(must)

業界のなすべきことに向き合うことで見えてきた、業界のニーズや課題は何か。(needs)

業界に関わる人々の喜び。(wants)

この3つが重なる業界のど真ん中は何なのか。


業界のど真ん中と自分のど真ん中は、繋がっているのか、近いのか遠いのか。


そういうことだ。

さらに、思考を深めていこう。

ど真ん中の横軸を広げていく。


たとえば、地域。

風土や歴史、立地から考えた時、今自分が住んでいる地域が果たすべき役割は何か。(must)

その役割から見えてくる課題は何か。(needs)

その地域に住む住人の喜び。(wants)

そのど真ん中にあるものは何か。


地域のど真ん中と自分のど真ん中は、どう繋がりあっているのか。



さらに、住んでいる地域がある●●県だ。

日本の国の中で●●県が果たすべき役割は何か。

その役割から気付く●●県の課題は何か。

●●県民の喜び。

そのど真ん中にあるものは何か。


さらに日本はどうか?

世界の中で日本の国の果たすべき役割は何か。

その役割から気付く日本の課題は何か。

日本人の喜び。

日本のど真ん中は何か?

日本のど真ん中と自分のど真ん中は、どう結びつきあっているか。


難しい話にように思えるが、今この瞬間この土地に住んでいるのであれば、政治家や研究者じゃなくても、自分の目と心と感覚で導かれる答えがあるはずだ。

もし何も思い浮かばないということであれば、考えることをしてこなかっただけであり、言語化を意識して観察していけば、必ず自分なりの答えが見えてくるはずだ。

そこに統計的な客観的資料も加えて語ることができれば、さらに深まるだろう。


さらにいく。

では世界(人類)のど真ん中はどうだろう。

この地球という惑星にとって人類が果たすべき役割は何か。

その役割に向き合ったときにみえてきた人類の課題はなんだろうか。

地球人の喜び。

そのど真ん中にあるものは何か。

そのど真ん中と自分のど真ん中は繋がってるのか、繋がっていないのか。


では、太陽系の中で地球という惑星の役割とは何だろうか…。


このようにど真ん中を俯瞰して、横軸を広げる

ビジネスの世界であれば、当たり前のように考える内容のはずだ。


このど真ん中の横軸を広げる思考と、志やど真ん中を掛け合わせて考えていくことで、大志の輪郭がさらにくっきりしてきます


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