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  • 執筆者の写真yamashina shigeru

ど真ん中名刺WS 8

更新日:2020年5月15日



自分が置かれている情況

仕事 (msut)

貢献 (needs)

ワクワク (wants)

 

命の寿命はそれぞれだとしても、人が均等に与えられている時間の中で、この3つをいかに時間配分するのか。

ここに多くの人はジレンマを感じるのではないでしょうか。

さらにここに時間だけではなく、お金の問題も絡んでくる。


たとえば、仕事に8割の時間を割いているとする。

誰かのために使う時間は1割、自分のワクワクすることに使う時間が1割だとする。


もし、そういった時間配分だとすると、大半の場合、ストレスを抱えてしまうのではないだろうか。

仕事ばかりの人生だと。

確かに仕事こそ、人生だという人もいるとは思うが…。


やはり、仕事の時間を少し減らし、誰かのために使う時間を増やし仕事では得られない人脈を広げる。

趣味の時間を増やし、より豊かな人生を設計する。

多くの方がそういう風に考えるのではないだろうか。


仕事8:貢献1:ワクワク1→ 4:3:3または2:3:5

といった感じで。



 

まさにそれこそ働き改革である。

時代の流れもそのような方向へ進んでいる。

時間配分を自分のライフスタイルに合わせて最適解を目指す。

そのためにどうすべきか、、転職、副業、独立、フリーター、、、といった多様な選択肢と考え方、生き方が誕生している。

プロボノ、パラレルキャリアという考え方も広がっている。


では、あなたはどうバランスをとることが理想ですか?

そのために、どう行動を変容していきますか?



実は、話はここで終わらない。

今回考えていただきたいのはこの「バランスをとる」ということの問題点です。

ここに大きな2つの問題点があるのではないかと思っています。


一つ目が、バランスという言葉の日本人的落とし穴


上記のような説明をされ、バランスをとっていきましょうと言われると、

「確かにバランスをとることが大切だ。」

「では、自分はどうしようか…。」

と考えると思います。


しかし、

例えばAが好きな人とBが好きな人がいるとする。

この二人がお互いの好きなものを主張し合って言い争いをしている。

「Aのほうがいいに決まっている」

「いや、絶対Bだ」

と。

そのときに、仲介者が現われ

「まあまあ、お互いバランスとればいいじゃないか。喧嘩することなんてないよ」

と言われるとする。

すると、

「まあ、確かにそうかもしれない。バランスをとることが全体にとっていいはずだ」

と、事なきを得る。


この場合だ!

それは本当にバランスがとれたことになっているのだろうか。

本来は、誰が何と言おうと自分が好きのことを貫いてもよかったのではないか。


つまりここで問われているのは、

「バランスという言葉によって思考停止に陥ってないか」ということだ。


自分の主張を抑え、思考停止することでバランスをとる。

これはちょっと違う気がする。


そしてもうひとつ問題。

バランスをとる以外の全く異なる第3の答えがあるのではないか。

そこに気づくかどうか。


ど真ん中を生きるとは、まさにこの第3の答えだ。

つづく


 

今日の宿題


これまで自分が思考停止していたなと思う体験はありますか?



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