素直な心になるために
松下幸之助
第2章 素直な心の効用10か条
「なすべきことをなす」 素直な心が動いたならば、なすべきことを正しく知り、それを勇気をもって行う、という姿が生まれるようになる
素直な心になるならば、どういった効用が生まれるのか。
その効用10か条の最初が「なすべきことをなす」だ。
これは、まさに今、今というか、常に問われ続ける問いだ。
なすべきことは何か。
今日の仕事の中で、なすべきことは何か。
会社の中の立場として、なすべきことは何か。
家庭の中で、なすべきことは何か。
人として、なすべきことは何か。
瞬間瞬間にある、なすべきことをなす。
それなのかもしれない。
ただ、瞬間瞬間にある、この「ある」に気づくこと。
「ある」とは何か。
ここに、その人が過去現在未来が含まれているように思う。
ではどのようにその「ある」を見抜けるのか。
もう少し考えてみたいテーマだ。
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