金沢市中央倫理法人会で講話させていただきました。
本当に多くの方の力で、無事終えることができました。
ありがとうございました。
その講話の内容の一部を紹介させていただきます。
「覚悟があるか?」
何か新しいことを始める時に、大なり小なりの覚悟が伴う。
「よし決めた、やろう」
覚悟なく俊敏に動くことのできることもある。
それは実践だろう。
覚悟という言葉を使う以上、ここから先は何が起ころうとも後戻りをしないという決心だ。
しかし、人は覚悟できたからといって、身体が軽くなり動きはじめることができるだろうか。
ぼくはNOだった。
覚悟を決めたにも関わらず、身体は動かなかったのだ。
それはなぜだったのか。
大事なのは、覚悟することではなく、
その覚悟したなすべきことに没頭できるかどうか。
ここがポイントだと思う。
では、覚悟と没頭をつなぐものは何か。
それは「今からやろうとしていることが、本当の意味で腑に落ちているかどうか」だと思う。
頭だけ、心だけで理解しているのではなく、本当に理解できているか。
つまり、この仕事の本当の意味が何であるのか、ここを考え、自分の言葉で表現できているか。
それがとても重要なのではないか。
そして、覚悟を決め、仕事の意味を理解し、没頭する。
それを「天職」と呼ぶのではないか。
天職とは、決して自分の外の世界にあるのではなく、今ここにある仕事が天職なのである。
では、「仕事の本当の意味」はどうすれば分かるのか?
ここですよね。
ここで「師」の存在の大切さが問われるのだと思う。
師を求め、
師と接することで伝わること。
空気、雰囲気、心配り、言葉、態度。
そのひとつひとつが、人生の大切はタイミングで多くのヒントを与えてくれる。
言葉の解釈力を高めてくれるのだと思う。
あなにとって「師」は誰ですか?
何を学んでいるのですか?
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