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ウィズ・コロナ

  • 執筆者の写真: yamashina shigeru
    yamashina shigeru
  • 2020年4月13日
  • 読了時間: 3分

仕事のストレスはどこで発散することが正解か。

趣味やボランティア活動で発散すべきか。

 

この問いの答えはとてもシンプルだと思っていて

仕事のストレスは、仕事で発散できなければ、結局いつまで経とうが解決しない。

そういうことなのだろうと思う。


ただ、頭では分かっても、なかなかそうできないものだ。

というか、できないからストレスが発生しているのだから。


ではどうするか。

結局、仕事こそど真ん中であればいいということなのだ。

ど真ん中とは、仕事×社会貢献×ワクワクな生き方を指す。

そうであれば、仕事の中の壁は乗り越えるに値する素敵なチャンレジだということになる。


実は、今のコロナ騒動も、このあなたの仕事は、本当にやりたい仕事ですか?という問いを突き付けられているのではないだろうか。



では、ウィズ・コロナの話。


コロナウイルスを完全に排除するという発想ではなく、ウイルスと共に生きるという視点で考える。

この考え方のほうが、現実的であり、そのような未来をイメージした行動変容をしていかなければならない。

コロナウイルスと人間との共存関係の道を探る。


であるならば、コロナを絶対的敵と見なすのではなく、ともにどう生きるかという視点の中にこそ、答えがあるのではないか。

コロナの外に答えがあるのではなく、コロナと人間との関係性の中に答えがある。


コロナは、生命力が落ちた人間を襲い、重症化を促すようなウイルスのようだ。

また若い世代の大半は、軽症化で済む。


つまり、人間の生命力が問われているのだろうと思う。

ただ長生きすることが大切なのではなく、免疫力を高め、生命力あふれる生き方であるかどうか。


よく寝て、よく食べて、よく笑う。

それが免疫力を高めてくれる。


そして生命力だ。

生命力とは何かと考えるとき、最近読んだ本の中で、大きな気づきがあった。

その本には、「生命力とは使命である」と書かれてあったのだ。


つまり、使命がある人間に生命力が備わるというのだ。


たしかに、夢も希望もなく、自分の命の使い道が分からない状態より、自分の使命を理解し実践しようとする人間のほうが生命力があるということは、イメージしやすい。


では使命とは何か?

あなたの使命はなんですか?


そう問われると、答えに詰まる。

 

しかしこう考えるのはどうだろう。

今、果たすべき義務を使命と捉える。

この視点だ。


義務というと、なんだか「やらされる」「強制的なもの」といった半ばマイナスのイメージがある。

けれども、本来自分が今なすべきことのひとつが義務であり、その義務を自分の使命だと変換できるかどうか、そこに人の強さがある気がする。


注意すべきは、その変換に自分の物語をしっかりと組み込むということ。

自分の心に腑に落ちていないのに、義務を使命と変換するのではなく、いま果たすべき義務には、何かしらの意味があり、その意味は自分にとってすごく重要な意味がある。

ならばこそ、義務を使命だと捉えてみようじゃないか。


そう思えた瞬間、グンと生命力がみなぎってくるはずだ。

よしやってやろうと。


そして生命力にあふれ、免疫力を高めるために健全な心と身体を育む。

その行動変容した生き方の中にこそ、ウィズ・コロナの生き方のヒントがあるように思う。


これは、まさにど真ん中を生きる最初の一歩。

まず自分のなすべき仕事に向き合う、という生き方と一致する。




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