創業者りんり塾の最終発表会に参加させていただいた。 ど真ん中エディットワークを中心に講師をさせていただいたご縁もあり、塾生がどんな発表をするのかとての楽しみだった。
塾生の発表内容は、ユニークなビジネスの種となるアイデアが飛び交う内容だった。 ど真ん中は変化するもの。 だからこそ大切なのは目の前の実践だと思う。
ひとりでも応援者を作ることが、今回のひとつの目的だ。 たぶん、この塾を通して、自分自身を味方につけることができたのではないでしょうか
自分に勝つ! という言葉がある。 けれでも、戦う相手がいつまでも自分であれば、そして、もし自分に勝ったところで、それは、視点を変えれば、勝った自分と負けた自分が存在することになる。 そうではなく、自分を味方とすること。
それがこの1年の成果だったのではないか。
ぼくの気づいたビジネスの種。
①シェアハウス型スクール 学生寮という言葉を使えば、それまでだが、シェアハウスという言葉には、いろんな立場、生活、というキーワードも含まれ、これまでにない新鮮なワードでした。もう一つ、誰一人取り残さない!そんなメッセージにも聞こえた。すごく必要なビジネスになりそうです。
②海外実習生と地元高齢者の共存 これもありそうでない、新しい視点だったのではないか。単にダイバーシティということではなく、日本で働きたいとう海外から来た実習生と、地元の高齢者との共存を考える。そこをつなぐコミュニケーションは、言語ではなく、お互い様の関係を作れるかどうか。まさにコミュニティビジネスだ。
③人の成長と自分の成長が重なる時 人の成長をサポートするだけではなく、人と自分の成長を掛け合わす時を作ること。 ではそのときに、心と体はつながっていると言われるように、「感情」と「体のトレーニング」をどのようにつなげ、成長を加速させるか。この分野は、まだまだ多くの方が気付いてない点だ。ここにもビジネスの種がある。
④母が子にクラフトワークを教える時間 手料理以外に、裁縫や小物つくりといった手作業を母が子に教える。そんな時間は、家庭の中でほとんどなくなったのではないか。それは買った方が楽だから。それで片づけられるからかもしれない。でも、この母と子の間に、手を動かすことでつながる時間も持つことの意味はきっとある。
⑤働くとは、自分が生まれてきて良かったと思える瞬間に立ち合うこと。 まさに根源的な働くの意味なのかもしれない。 その命の意味に気づくこと。これは100年200年経とうが、必ず残る価値だと思う。 何をして働くのかという手段ではなく、意味を伝える仕事になる。
⑥非言語コミュニケーションと広告 動画サービスから音声サービスへブームが変化している中、非言語コミュニケーションの大切さの追求。 両親の背中のアドバイスこそ、自分の人生に大きく影響を与えてくれる。この非言語の世界と広告をどう結び付けるか。これは、途方も無いチャレンジだ。
⑦表情がぱっと明るくなる瞬間を作りたい! つまり、思いもよらない答えの提供だろう。それこそ価値に代わる。しかし重要なのは、その価値が生まれる瞬間に、自分自身はワクワクできているかどうかをプラスする。 それはあり方の問題になるのかもしれないが、このあり方こそ、人を惹きつけファンを作るビジネスの基本だ。 そして、企業のあり方を問うのが社労士の仕事の意味ではないか。
多くの学びを得ることできた。
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