最近僕の中で、これはすごい!と思ったことが2つあります。
ひとつ目は、人間の価値とは何かの考え方。
ふたつ目は、幸せとは何かということ。
今回は、ひとつ目の「人間の価値」について
この数式です。
人間の価値=天職に熱心な度×心のきれいな度
いやあ、ほんまヤバイ方程式です。
これは森信三先生の文章の中で紹介されていました。
どんな文脈で紹介されてたかというと、もしこの方程式が真理をついているのであれば、教育現場の先生と生徒の関係、会社の中の部長と用務員の関係。
この関係性はどうかという紹介でした。
つまり、世間的には、自分より上の役をしている方でも、人間の価値という視点で考えると、ひょっとすると、先生より生徒のほうが人間的価値が高い場合もある、用務員の方のほうが部長より人間的価値が高い場合がある。
さらに、学校だと、社会や数学のように知識量が多い方が明らかに尊敬される場面はいいが、道徳の時間や担任の役回りなど…、そのときはどうかという問題だ。
これは敏感な子供たちはすぐに察してしまうのではないか。
誰が、自分の仕事に没頭しているか、誰が心がきれいなのか。
人間の価値とは、この2つの掛け算で決まる。
下剋上というか、年齢も関係ない、性別も国も関係ない、障がいのあるないも関係ない、お金持ちかどうかも関係ない。
非情なくらい平等な人間の価値のとらえ方だ。
ただ、この考え方を知っていることで、世の中に理不尽なことがあったとき、強い味方になってくれる方程式のように感じる。
ただ。
ただ。
実は、これからの時代を考えた場合、確かにこの人間の価値の考え方は理解できるが、さらにアップデートする必要があるのではないか。
そう思えた。
つまり、人間の価値を大切にしながらも、自分の道を歩めることができるのかどうか。
この両立こそ、求められているように思う。
あわよくば、表面上は、自分の道を堂々と歩いているように見えつつ、裏ではしっかりと人間の価値が高まる生き方をしている。
そういった生き方が、求められているように感じる。
すこし強引な結論なのかもしれないが、
人間の価値×ワクワク
これじゃないかと。
自分自身が本当にワクワクしながら、ことに当たっているだろうか。
結局、ど真ん中を生きるということを伝えたい。
どうだろう。
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