ど真ん中の仲間が主催する読書会に参加。
「生き方」稲盛和夫 プロローグを読んでの感想シェア会を行った。
プロローグの最初にはこんな問いが書かれてある。
そういう時代にもっとも必要なのは、人間は何のために生きるのかという根本的な問いではないかと思います。 まず、そのことに真正面から向かい合い、生きる指針としての哲学を確立することが必要なのです。哲学とは、理念あるいは思想などといいかえてもよいでしょう。
そして、稲盛さんの答えが書かれてある。
それは心を高めること、魂を磨くことにある。 生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわち、わずかなりとも美しく崇高な魂をもって死んでいくこと。
この言葉を触れ、ひとつ大切なことを思い出した。
それは「気品」についてだ。
以前「気品」という言葉にすごく魅了されたことを思い出した。 ぼくの大好きな漫画「スプリンター」にも通じる。
気品については、「修身教授録」に書かれてある。 少し要約すると、
気品とは 人間の値打ちのすべてを言い表すといっても過言ではない。
その人の最も深いところから発するもの。 ではこの気品を身につけるためにはどうすればいいかというと、ひとつは、一代では「できない」ということ。 つまり気品とは先祖代々の修養の集積なんだと。 では諦めるかというとそうではない。 「慎独」、天を相手に修養を行うこと。 それが、自分の子孫に伝わっていき、気品となっていく。
この森信三氏の言葉に感動を覚え、「気品」「慎独」を大きなテーマにしていた。
稲盛さんの言葉にも通じるはずだ。 これを真剣に考えていたことを思い出した。
今はそう思っていないか、、といえば決してそうではなく、
座右の問い 「いつなんどき子供に観られても胸を張って生きているか」
志 「子供の気持ちを信じきる生き方」
今の自分にとっての座右の問いと志の中に表現されている。 改めて、自分の想いを振り返ることができた読書会でした。
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