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執筆者の写真yamashina shigeru

個人が通貨を発行する時代

「どんな職能をお持ちなのですか?」

「何をしていきたいとお考えですか?」


「それでしたら、ちょうどそんな人材を探してたところなのです」

「いや、むしろあなたがやりたいと思っている活動のお力になれるかもしれません」


「よければ一緒に活動しませんか?」

「ビジネスパートナーとしてどうですか?」


 「ぜひよろしくお願いします」


「それでですね・・・」

「ひとつだけルールがありまして」


 「ほうほう」


「ビジネスパートナーになっていただく方は、ど真ん中名刺を作られた方ということにしてるんです」


 「?」


「ど真ん中名刺を作ってもらえませんか?」


ざっくりそんな流れでど真ん中名刺を広めてくれた「まとめる専門家」さん。

でも確かに僕自身も相手のお話を聞かせていただくとき、ど真ん中かどうか、意識しています。

ど真ん中であれば全力で応援する!

そういった判断基準を持っている。


若干批判、誤解されそうな内容ではありますが、それが、生きる力のひとつになっている。


個人がどんなスキルを持ち、

何を喜びとして、

誰を幸せにしようとしているのか。


だからこそ、どんな志を抱き、どんな希望を抱いているか。


それを明確にして

思いと言動を一致して実践できている人。


そこに、評価資本としての価値が創造され中長期的な信頼が担保できる。

なぜならば、ど真ん中を生きる人は諦めないから。


そうですよね。


自分のスキルを活かしながら、誰かを幸せにでき、自分もワクワクする。

さらに、「こうしたい!」「こうなりたい!」と私利私欲なく、自らの心で強く思った志があるのであれば、どこにやめる理由があるのでしょうか。


だからこそ、中長期的な信頼が担保される。


この自分の生き様を可視化した証書があるとすれば、それは個人が発行する通貨となりうるのではないか。


つまり、ど真ん中名刺=個人通貨。


それが流通しうる市場は作れないか。


ど真ん中名刺を何枚集めたら、サービスや物と交換可能となるようなコミュニティとか。

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