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  • 執筆者の写真yamashina shigeru

変革の準備

変革準備に何を書けばいいですか?もう一度教えてほしい。


ど真ん中エディットワーク後に、こんな質問をいただいた。

とてもいい質問だったので、真剣に考えてみた。

 

自分ひとりだけの物語でも、もちろん偽りはなく尊い生き方なのは確か。

しかし、もし、本気で自分のど真ん中、自分の実践を繰り返すことで、世の中に新しい価値を創造し、根付かせようとするならば、ど真ん中を俯瞰して考えなければならない。


自分の住んでいる地域にとって、自分の実践、自分のめざすど真ん中は、どんな価値を生み出すのか。

自分が関わっている業界にとって、自分の実践、自分のめざすど真ん中は、どんな価値を生み出すのか。

さらには、 歴史を紐解いたとして、人類の歴史を振り返ったとしても、今この実践は、どんな意味があるのことなのか。

時代時流に外れているわけではなく、次の時代の礎になるような活動なのか。


その横軸と縦軸を考えたとき・・・。

もし、ど真ん中にある想いや活動を、本気でカタチにしようとするならば、一体ここからどんなふうに自分は変化していかなければならないか。

それが変革の準備です。


この問いに関しては、ど真ん中名刺を作るために必要ではないかもしれない。

しかし、もう一歩自分の殻を破るときに、何をしていくべきか。

その準備をすでに始めているかどうか、というテーマです。


その変革準備は、何か心で決心するだけでは、なかなか人は変われない。

自分の時間の使い方を変える(朝起きる時間を変えるとか)。

自分の居場所を変える。

会う人を変える 。

時と場所と人が変わらなければ、人は変われない。

これはコンサルタントの大前研一さんの言葉をお借りしています。


そのとき、どんな準備をしていきますか?

っていう問です。



もう少し説明すると。

 

本来、視点を広げるうえで縦軸と横軸をみていくので、客観的な視点が必要となります。

「今自分のたちの住んでいる地域はこんな特色があり、こんな課題をかかえている。だからこそ、今自分が取り組もうとしている実践やど真ん中にある活動は、こんな意味があるんだ」


たぶん、これが適正なんだと思うし、こうやって書いていてもしっくりくる。 ただ、微妙な違和感を感じたのです。

実は、当初は、客観的な視野の中で考えましょうとワークショップでは説明していました。

それを変更したのです。

この俯瞰して考えていただくワークシートには「妄想力」と薄く書かれてあります。


つまり、リアルな客観的情報をもとに、どうかということではなく、主観でいかに物語を編集できるのかという妄想力の世界を大切にしている。

なぜそうなのかというと、やっぱり今は変化の時代だし、実験していくことが重要だし、自分で仮説を作って、それを実現していく力のほうが大切なんだろうと思っているからです。


つまり、 心の置き所は常に主観であり、「こういった客観的指標があるから、こうしたほうがいいと思っている」ということではなく、主観を、妄想力を駆使して、住んでいる地域に、関わっている業界に当てはめていく。


極端な言い方をすると 「ぼくはこの地域にとって志の地産地消が必要なんだと思っている。なぜって?正直客観的データがあるかどうかはわからないけど、ぼくがそう感じているんだからそうなんだ!でもあながち間違ってないと信じている。だって、・・・だから。」


分かりにくいかな・・・。


ちょうど今読んでいる本にあったのだけど meの物語から weの物語へ そして、変革の準備というのは meからweへ移行しようとしたときにnowどうすべきか。 mewenow理論というものがあるようです。

ホリエモンの考えた理論なんだそうです。

それにすごく近いかな。


もう1点、実はまだ誰にも突っ込まれていないのですが、ひそかに仕込んでいることあります。

「変革の準備」から「友、師、本の言葉」に矢印が伸びていると思うんですよね。 実はこの矢印こそ結構重要だと思っています。


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