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執筆者の写真yamashina shigeru

実践に気づく

自分の実践は何か?

 

今、このテーマを考えている。

ど真ん中エディットワークのコアテーマでもある。

 

ど真ん中エディットワークで実践を説明するとき、まず「実践と行動は何が違うのか」という説明から始めている。


行動…「あることを目的として、実際に何かをすること」

実践…「実際の情況のもとでそれ(Doing)を行うこと」



この2つを比較すると、一番の違いは「目的」があるかないか

目的が最初から決まっているのは行動であり、実践には目的がない。

実践は、今自分が置かれている情況を理解しているのであれば、やりましょう、という言語化するとすごくシンプルな意味になる。


しかし、言語化したときのシンプルさと現実では、大きな隔離がある。

すごく厳しい言葉が実践だ。


もう少し詳しく見ていくと、実践の始まりは、今自分がなすべきこと(must)に没頭することが始まりだ。

そこから気づいた世の中の問題(needs)、自分自身の喜びの世界(wants)は何か。



たとえば、印刷という仕事に本気で向き合うことで、世の中には何かを始めたいと思っていても、最初の一歩を踏み出すための応援やサポートがほとんど存在していないんだなということに気づく。

また、自分は、知らない者同士だったはずのお客様が繋がりあう瞬間に喜びを感じたり、本人すら気づいていない答えを共に見つける過程の思考が大好きだったりする。

 

これはそもそも印刷業という仕事が、これから新しいことをチャレンジしようとする人や、まだ世に広まっていない少数の人たちの価値や情報を広めたいと思っている人の相談にのることが多いからだ。

 


そういった気づきを得ると、「じゃあぼくにはできることがあるんじゃないか」と考えることになる。

それが大まかにカテゴリを分けると3つだ。


・自ら気づいた社会課題に対して、本業を通じてできることはないか。

・自分の喜びに気づいたからこそ、本業を通じて自分自身が楽しめる働き方はなんだろう。

・本業には直接関係ないが、本業に向き合ったからこそ気づけたニーズと、自分の気持ちがあるのなら、自分も楽しみながら社会に貢献できることは何か


この3つについて具体的に考えることが、ど真ん中エディットワークの実践となる。

この実践を表現する方法として5つの注意事項をお伝えしている。



☑ 意志動詞に変換できているか

☑ 自責100%のプロジェクトか

☑ 望む結果の姿で表現してないか

☑ 精神的負荷がかからない方法か

☑ 成果を出すイメージがあるか



つまり、他者の影響を受けず、すぐ始められること

かつ、自分の才能や特性を活かしていること

 

これが当てはまる実践であれば、きっと、素直に動けるはずだし、実践自体が楽しいものであるはずだ。



 

では、この実践がなかなか言語化できない、思い浮かばないときは、何が問題なのか。


いろいろ原因があるかもしれない。

・言語化能力が苦手

・考える時間がない

・思考がまとまらない

などなど。

 

しかし、もう一度考え直して見よう。

実践というものは、自分の仕事に没頭し、自分の置かれている情況を鑑みたときに、やるべきことが目の前にある。それをやろうということだ。


なので、やらずにはおられないといった熱い感情の先にあるのが実践であるはずだ。

 

それが、なかなか出てこないということは、もしかすると、自分の仕事に没頭するという最初の一歩目がまだ足りてないのではないか。

または、そこから気づいたneedsとwantsにしっくりきてないのではないか。

 

始まりに戻ってもう一度考え直す必要があるかもしれない。



では、自分の仕事に没頭するには何が必要か?




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