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執筆者の写真yamashina shigeru

心の双極性

【自分へのメモ】

いま、ある課題に取り組んでいる。


自分で選択した道、自分で選択した未来。

自分が決めた目標、その目標を達成するために必要な仲間と居場所。

そうやって自分で決めたことは今までの人生の中で一度もなかった。

だからこそ、叶えたい強い想いがある。


にも関わらず、思考が迷路に陥り、仲間とうまくコミュニケーションが取れない。

仲間からもお客様からも信頼を得ることができない。

常に空回りしている状態がつづく。

 

もしこのコミュニケーションギャップが、プライベートでも以前の職場でも起きていたのであれば、彼の特性ということになる。

しかし、不思議なことに、今自分が最も大切にしている場所のみで、トラブルが起きるのだ。

 

なぜか?



ひとつの仮説として、「心の双極性」があるのではないか。

心の双極性とは何か?


田坂広志先生が、youtubeで語られている内容だ。

風の夜話 第5話 良い運気を引き寄せる「絶対肯定の思想」


ポジティブ思考だけでは、運命を切り開くことができない場合がある。

理由は、心には双極性の性質があり、プラスの大きなエネルギーを生むと、電気の性質と同様に、深層心理にマイナスの大きなエネルギーも生む。

たとえば

目標達成をするぞ!というエネルギーと、目標達成できなかったらどうしよう…。というエネルギーのように。

このマイナスの大きなエネルギーを生むことなく、ポジティブな想念で生きるにはどうすべきか。


そのため、3つの覚悟を定める。

①我々は大いなる何かに導かれている。

②大いなる何かから与えられる逆境は、自分を成長させるためだ。

③その成長の先に、思いもよらない成果が待っている。

この3つの絶対肯定の覚悟を持つことで、マイナスのエネルギーを生むことなく、前進できる。


「大学」にある「至善に止まる」。

これ以上分けることができない真理を追究すること。



辰吉丈一郎 RED Chair 「3つ目とったら終わり」波乱万丈な人生、今なお現役にこだわる理由とは


試合は「怖い」。

なぜか。

命を懸けた戦いであり、同じ覚悟を持つ相手に勝たないといけない。

負けられない、勝つ怖さだ。


このインタビュー動画を見た元プロボクサーが解説していた。

「ぼくも現役時代、怖かった。この怖さは、相手が怖いのではない。自分との闘いの怖さだ。」

「現役を引退したが、今でもあの時と同じように身体は動く。でも、もし試合をするとなっても怖さを感じないだろう。」

「なぜか。負けてもいいと思っているからだ」

ここが、現役と引退した選手の違いだろう。


怖いと感じる命の現場を持っているか。

ど真ん中の居場所を持っているか。

そこにある「恐怖」に対峙できているか。

この対峙するときにこそ、心の双極性、乗り越える絶対肯定の覚悟が大事になるのだろう。


 

では、ぼくはどうであったか。

 

物心ついたときから、不思議に「大いなる何かに導かれている」感覚があった。

それは親の影響なのかどうかは、今になると証明はできないが、血と育ちに影響しているのだろうなと感じている。

 

それに加え、スポーツでの成功体験。

これは大きな影響を与えたと思う。

どうすれば選手として認められるのか。

自分で考え、実際に人並の成功を収めることができた経験は、自分に大きな影響を与えている。

 

この幼少のころからある感覚と成功体験。

この2つが、不思議に絶対肯定の覚悟に似た思考を手に入れることができたように思う。

不思議と親への感謝が生まれる。

 



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