ど真ん中名刺ワークショップでは、最後にまとめとして納期までの宿題を準備しています。
その中のひとつで、宿題というか注意事項として挙げていることがあります。
それがこのタイトルです。
「心地いい名刺かどうか」
ど真ん中名刺のデザインを考える上で、大切にしたほしいポイントです。
一般的な名刺であれば、分かりやすい名刺、覚えてもらいやすい名刺がいい名刺とされます。
しかし、ど真ん中名刺の場合は、そういった視点以上に大切にしてほしいこと。
それが、「心地いい名刺」。
その名刺を毎日、自分が眺めて、心地いいと感じられるかどうか。
今回初めてど真ん中名刺を作られる方で、この「心地いいかどうか」というキーワードをこれまでの名刺に照らし合わすことで、大きな変化があった方がいました。
これまで使っていた屋号と、自分が目指す価値がずれている。
そこに違和感を感じたと。
屋号が心地よくなかったことい気づいたのです。
そこで思い切って、屋号を利用することをやめ、素直に自分の役割だけを記載した名刺となりました。
屋号があると、なんとなく「様(さま)」になります。
でも、あえてそれをやめ、役割だけにするというのは、覚悟がいることです。
つまり、
あなたの仕事は何か?という問いに、胸を張ってこたえることになります。
ど真ん中名刺を作るには、
「あなたの仕事は何か」
という問いに明確な答えをもつところからはじまります。
ここからしかはじまりません。
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