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執筆者の写真yamashina shigeru

暗い所から明るい所に現れる

牡丹華 ぼたんはなさく



牡丹の花が咲き始める頃。

会社の玄関先にも大きな白の牡丹が咲いています。 中国などでは、「富貴草」「家神」「花王」などと呼ばれており、その美しさは古から上流階級の人々に愛されてきました。 また、日本には奈良時代頃に伝わったとされ、当初は薬用として用いられたと言われています。


【丹】 丹(硫化水銀で赤色の鉱石)を採取する井戸の形。 丹は旦・誕などと同源で「現れ出る」、しかも「暗い所から明るい所に現れる」の意。

さらに「赤いものが現れ出る」のである。 旦は太陽、誕は赤子(赤ちゃん)、丹は赤い鉱物である。 丹は、「暗い所(黒のイメージ)から明るい所(赤のイメージ)に姿を現す」という言葉の根源のイメージとも関わっている。


#72プロジェクト 72プロジェクトとは、日本の七十二候に向き合い、生活の中の変化に出逢うプロジェクトです。 そのことで、 ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。 (生まれ育たった風土と自分の関係性)


ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。 (生活の中の気づきを子どもたちへ伝承)


ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。 (営みの中の小さな変化への気づきを察する)


そういったプロジェクトです。

七十二候のパステルアート ここあーと みやばやし ともこ


七十二候の書 おちゃやれ堂 中井



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