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執筆者の写真yamashina shigeru

直感を信じきれるかどうか



本日は、加賀市でど真ん中名刺の打合せを行った。

2回目である。


今回のテーマは

自分の直感を信じきれるかどうか。


頭に浮かんだ言葉が本物かどうか。

「よしこれだ!」と、

最初は答えが見つかったことに喜びを覚える。

でも、ではその言葉はどういう意味なのか、なぜその言葉なのか。

自分の言葉で説明ができない。


それは当然というか、直感であるがゆえにそういうものかもしれない。

けれども、説明ができないということは、本物ではないのか?

あの時の気持ちは嘘だったのか?


その時問われるのは、自分の直感を信じきれるかどうか。


日々の生活の中で、心を豊かに、身体をしなやかに、知識をよろこびとして、満たされてることは、直感を信じきれるかどうかにも影響があるようにも思う。


個人的には、それに加えて、直感とシンクロするような現象が起きるかどうかも大きな判断材料にしている。

アウトプットする前に、一度頭に浮かんだ言葉を飲みこみ、その言葉の意味するところと同じような現象や、誰かが同じ言葉を発するのを耳にするなど、何か現象として現れることを大切にしている。


ど真ん中名刺を作る時、名刺にのせたいと思う言葉は一体どういう意味なのか・・・。なぜその言葉に至ったのか。

その言語化はとても難しいが、そこに向き合うことで、今まで見えてなかった世界に気づく場合もある。


少し直感という意味とは脱線するかもしれないが、僕自身が父の経営するヤマシナ印刷を本気で手伝おうと覚悟を決めたのは、

「一人でもヤマシナ印刷に依頼してくれるお客様がいる限り、会社は続ける」

という父の言葉だ。

 

その言葉でなぜそう覚悟を決められたのか。

最初は、まったく説明できる言葉をもっていなかった。

ただなんとなく、でしかなかった。

 

それが月日が経ち、自分の世界が広がっていくことで、あの時の言葉がなぜ僕の心に響いたのか理解できるようになってきた。


後付けでも大丈夫。

あの言葉があったからこそ。

そう胸を張って言えるまで、自分の直感を信じきれるか、、。

大切なことのように思う。


直感は本当かどうかではなく、

直感を自らの手で本物にしてしまうという方法もある。

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