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耳を傾ける

素直な心になるために

松下幸之助

第1章 素直な心の内容10か条


「耳を傾ける」 素直な心というものは、だれに対しても何事に対しても、謙虚に耳を傾ける心である

謙虚に耳を傾ける難しさは、どこにあるだろう。

それは、聞いている時の姿勢が重要なのではなく、聞いたあとにどう反応するかなのではないか。


謙虚に耳を傾けるところまではできる。

では、聞いた内容が自分の考えとは違う。

果たしてその場合、どういう対応をするのか。


知識や経験が増えていけばいくほど、または自分の立場が上がれば上がるほど、聴いたあとの対応が問われるように思う。


誰に対しても何事に対しても、謙虚に耳を傾けるとは、ただ、その場で静かに耳を傾け、傾聴するだけではなく、そのあとの反応も含めて大事なのだろう。


そのときにこそ「素直な心」というものが、大切になってくるはずだ。

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