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  • 執筆者の写真yamashina shigeru

自分、ミッション、組織の成長

MISSION 元スターバックスコーヒージャパンCEO 岩田松雄 著


こちらの本も、前回同様、ど真ん中名刺作成中のクリニックの院長が 「スタバのようなクリニックにしたい」という言葉から読ませてもらいました。

エピソードがふんだんに書かれてあり、すごく読みやすい本です。



タイトルにある通り、MISSIONの大切さが書かれてある。 前回「WHO YOU ARE」の本で、理念では文化が作れない、行動が文化をつくるという内容を読んだところだったので、ちょうど比較しながら読むことができた。



岩田さん自身は、The Body Shop Japan を運営する会社の社長も経験があり、まさに経営のプロ。 ただ創業者ということではない。


社長として経営判断していく上で、問題を発見し解決していくためには、企業ミッションがすごく重要になってきている。 原点回帰というか、ミッションから見て、目の前の状況をどう判断すべきか。 つまり、ミッションが座右の問いのような働きをし、少し傾きかけた事業を再生し伸ばす力に転換させている。


そして、ミッションを具現化したスタッフのアクションをひとつひとつ拾い上げて伸ばしていく。



では、そのミッションは、どう生まれたのか。


それは、やはり創業者の行動なのだ。

創業者の行動の積み重ねがミッションを生み出している。


では、創業者の行動はどう育まれたのか

そこまでさかのぼると、ど真ん中になりそうだ。


ぼくは読んでいないが、名著「ビジョナリーカンパニー」の「ハリネズミの概念」を紹介している。


・情熱をもって取り組めること ・世界一になれること ・経済的原動力になるもの


この3つの輪が重なり合う部分をミッション、あるいは目標にするというもの。



岩田さんは、これを企業だけではなく、個人のミッションを見つける上でも有効だとし、意訳されている。


・情熱をもって取り組めること→好きなこと ・世界一になれること→得意なこと ・経済的原動力になるもの→何か人のためになること

この3つが重なりあう部分がミッションだと。




そして、ミッションは、一度構築したら終わりではない。 働き続ける限り、いま生きている限り、ずっと考え続けるものであり、また考え続けることが大切だ。

と書かれてある。

これもど真ん中エディットワークと当てはまる。



最後に新しい気づきとして、ミッションが人と組織を成長させるという話があった。


つまり、ミッションは、自分の原動力になるよって話だけではなく、自分の成長が、ミッションを新たに書き換え、より高い次元のミッションを生み出し、それが会社または自分が所属している組織、コミュニティーを発展させる。

この、自分、ミッション、コミュニティーの3つがお互いが関係しあって高め合うことになるということ。

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