実践型読書会
「答えようとするな、むしろ問え」
自分としての「冒険の書」を歩む
孫泰蔵氏の著書「冒険の書」を活用します。
もし自分であればどんな問いを立て、冒険に踏み出すだろうか。
大切な問いがあったはずなのに、見失ったことは。
真の発見の旅とは、
新しい景色を探すことではない。
新しい目で見ることなのだ。
The real voyage of discovery consist not in seeking new landscapes, but in having new eyes. (本書2ページより)
自ら発見した「問い」からはじまり、他者との対話、自分との対話、本との対話、AIとの対話を通じて、「答え」ではなく、「新しい目」「新たな問い」を見つけていきましょう。
6回コースの第1回目の様子を紹介します。
第1章には、いくつもの問いが書かれてあります。
第1章
解き放とう
UNLEASH
どうして学校の勉強はつまらないのだろうか。
そもそも学校とは何か。
例えば、宿題。
例えば、毎日学校に通うこと。
やりたくなければやらなければいいのに、自分からそれを受け入れてきたのはなぜなのか。
学びとは本来、「学びたいから学ぶ」という自らすすんでする行為なはず。
大人たちは「新しい世界を創っていかなければいけない」という。
新しい世界を創っていくのは、子どもたちのはず。
もしそうなら、なぜ教育は昔のままなのか?
新しいものについては、誰もが初心者だ。
だったら、子どもも大人も関係なく、興味ある人は一緒に机を並べて楽しく学べればいいじゃないか。
それがなぜできないのか。
「子どもは子どもらしくしなさい」
「大の大人が恥ずかしい」
「年相応に…」
ライフステージの壁を取り払うことはできないのか。
本当に興味が湧くまでは、あえてまったくやらないほうがいいんじゃないか。
応用からはじめて、興味をいだいてから基礎を教える方法でいいのではないか。
なぜ面白くない基礎から学ぶ必要があるのか。
夢中になったまま大人になれないのはなぜか。
あなたの周りに夢中になっている大人はいるか。
本当は自分は何がやりたいのか。
なぜやりたいのか。
失敗する権利も必要なのではないか。
そういった、根本的な問いに気づいたにも関わらず、考えることをやめたことってあるはず。
そこにもう一度立ち向かうことから冒険が始まる。
つづく。