言葉にできないことを、言葉にすることが、ぼくたちが生まれながらに背負った使命だ。
最終章に書かれてあった言葉だ。
株式会社GO 三浦氏の本
「言語化力」
もしも、ぼくが本を執筆するのなら、この本に近い構成と内容になるのではないかと予感させられた本。
自らの血・育ち・教え。
そこから、言葉を扱う仕事へ没頭する道筋。
そこで出会った友と言葉たち。
未来をつくり、 過去を変え、 現在を強くする
著書にある言葉だ。
ど真ん中名刺ワークショップでも、とても近い言葉を利用して、ど真ん中を説明する。
過去だけに束縛されず、未来だけを見つめ地に足が着かない生き方ではなく、過去があり、だからこそ未来に希望が生まれる。そこに自分のワクワクをプラスしてど真ん中を生きる。
それがど真ん中だと。
ど真ん中を生きることで、まさに三浦氏の言葉どおり、過去のすべてが肯定でき、自分の生き様が未来を創ることだと確信でき、どんな壁をも乗り越える力が生まれる。
そのための言葉の力は、偉大だ。
そして、座右の問いを立てる。
つまり、人生の指針となる言葉を持つ必要性も本で語られている。
答え合わせはまだ先だ
成功しているときも、挫折したときも、常にこの「座右の問い」を問いかけ、心を強く保ち、前へ進む。常に奢らず、今を受け入れながら。
そして、志を抱く。
人類にとって最も大きな問いを解く人間になりたい
志とは、「ぼくはこうなりたい!と自分の心で強く思ったことを言語化する力」ともいえる。
つまり、言語化できてはじめて志となる。
だからこそ、読書が大切になるのかもしれない。
志が大きく本気であれば、実現するためにチームを作ることになるだろう。
チームを生み出したとき、誰もがぶつかるひとつの壁。
会社のビジョンと個人のビジョン。
どう折り合いをつけるか。
このテーマに自分の中でひとつの答えを持つことも重要だ。
それこそ、リーダーにとっての重要な姿勢を示すことになるのだろう。
リーダーシップそのものだ。
そして大志を抱く。
ぼくらが消えた後に残るのは言葉だけ
その言葉をどこまで信じられるか。
強い言葉は未来に残り、この星の歴史の一部となる。
言葉のもつ可能性を教えてくれた。
途中、ハウツー本だと思いきや、生き様を伝えるど真ん中の本でした。
Comments