草露白 くさのつゆしろし
野の草に降りた朝露が白く光って見える頃。
昼間に地面が太陽から受け取った熱は、風や雲のない夜に放射によって宇宙へ戻っていきます。 その際、地面とともに周りの空気も冷やされ、気温が下がります。 そのときに露ができるのです。
熱が宇宙に戻る。 では、そもそも宇宙の気温は何度なんだろう?
調べると、マイナス270度とでてきます。 なんとなく想像はしてたけど、かなり宇宙は寒いのですね。
そうなると、、、、放射冷却しまくると、地球の気温は最悪マイナス270度になるんだろうか。。
でもそうならないよね、きっと。
真夏だと、どんなに夜に晴れてても風がなくても放射冷却で朝涼しくなるようなことはないと思うのだけど、、それはなぜなんだろう。
どうして今の夏から秋にかけての季節に露ができるのかな。 不思議です。
この話を思い出した。
質量保存の法則と輪廻転生の話。
子どもと何気ない話をしているときに、 「生まれ変わりがあるんやったら、アリさんが人間に生まれ変わるんやったら、殺してもいいかな」とか、そんな会話。
「世界の人口がどんどん増えて、建物もどんどん増えるけど、地球の重さは変わらないはず。」 「質量保存の法則が適用されるのであれば、、人間が増える分、どこかで生命か何かが減っていて、人間が減れば、何かが増える。」
「そう考えると、輪廻転生って科学的に常識だよね」
そんな恐ろしい会話をしていたのです。
そのとき、ふとひとつの疑問が湧きまして・・・。
「まてよ、、。本当に地球の重量は一定なのか??」
調べると、違ったのですよ!!
年間約4万トン、宇宙空間に漂っている無数のチリが地球に降り注いでいるそうです。 そして、年間約9万トン近く、地球の水素とヘリウムが宇宙に放出されているみたい。 ふたつとも引力の関係、引きつけられて入ってくる物質と、軽くて引力から離れて出ていく物質がある。
すると・・・差し引きすると、、。 年間約5万トンずつ地球は軽くなっているそうなのです。
5万トンってすごい量に思うかもしれないが、地球の重量と比較するとわずかな量らしい。
でも、この事実って結構衝撃的じゃないですか!!
全体の量と比較すると微々たるものなのかもしれないが、それでも、毎年新しい何かが地球に降り注ぎ、水素とヘリウムが減り続けている。
ぼくらの身体を作り上げている物質が、少しずつ新しくなっていくことはわかるけど、リアルに、新しい何かが宇宙から届き、新しい何かでつくりかえられ続けている。
生まれてくる生命は、少しずつ変化していっているのだろうか。 それを進化と呼ぶのかはわからないが。
ごめんなさい。いろんな妄想が生まれる。
【白】 白の語源は頭蓋骨のカタチだそうです。 怖い!
#72プロジェクト 72プロジェクトとは、日本の七十二候に向き合い、生活の中の変化に出逢うプロジェクトです。 そのことで、 ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。 (生まれ育たった風土と自分の関係性)
ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。 (生活の中の気づきを子どもたちへ伝承)
ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。 (営みの中の小さな変化への気づきを察する)
そういったプロジェクトです。
七十二候のパステルアート ここあーと みやばやし ともこ
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