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執筆者の写真yamashina shigeru

2つの円が重なる3つ

更新日:2021年10月25日

今日は、マイクロ・ライブラリーサミットで発表させていただきました。

ヤマシナ印刷の玄関に駄菓子屋と同時に設置している「まちライブラリー@イーラボ」の紹介です。


まちライブラリーとは?

ちなみに、まちライブラリー@イーラボの「イーラボ」の名前の由来は、もともとヤマシナ印刷㈱の2FにオープンしているLita Studio ELABO(リタスタジオ イーラボ)からきています。


実は、ELABOはコロナ禍の中で名前を変えました。

Lita Oyabe ELABO から、Lita Studio ELABOへ。

そう、「Studio」にしたのです。


理由は、コロナ禍を経験し変化を感じたとき、人を集客することの意味以上に、個人に向き合うという大事さを優先したいと思ったからです。

人が大勢集まる価値以上に、ひとりの個人の変化にスポットを当てたい、そんな気持ちで Lita Studio ELABO に変化させました。

スタジオって、なんだか、よりパーソナルで送受信する場所っていう雰囲気ありませんか。


改めてELABOの説明を少しさせてもらうと、この名前の意味にすべて込められています。

2012年6月にコワーキングスペースとしてオープンしました。


E…Experiment(実験)

L…Lita(利他心)

A…Adapt(適用)

B…Bate(すべて試作品)

O…Open(公開)


利他の心を持って実験と適用を繰り返し、試作品のつもりで、オープンに様々なプロジェクトをカタチにしていく

これがELABOに込めた意味です。

では、まちライブラリー@イーラボは、どんな場所なのか…。




玄関は、駄菓子屋と同じスペースを活用し、本を2冊寄付いただければ、1つ駄菓子をプレゼントしています。メインは漫画です。

2Fのコワーキングスペースエリアには、色分けした本棚を設置。こちらは、ビジネス書やデザインに関する本がメインとなっています。

読書会を2か月に1回のペースで行っています。


このELABOから何を発信しているかというと、やはり、ど真ん中を生きる仲間、ど真ん中名刺です。


つまり、仕事と社会貢献活動とワクワクする趣味など、この3つを別々のものだと分けて考えて生きるのではなく、仕事×社会貢献×ワクワク=ど真ん中、そんな生き方を提案しています。

ど真ん中を生きる以外の生き方を否定するわけではありません。

ただ、そういった、重ね合わせて生きるという選択肢があること自体を気づいてない方がすごく多いように思っています。


重ね合わせて生きるという選択肢があることを知ってなお、仕事と社会貢献活動を切り分けて生きるのは問題ないと思うが、そもそも気づかずに、世の中の空気に流され、仕事は仕事、社会貢献は社会貢献として生きるのはもったいない。


そして、大事なのは、実は上記の赤文字の部分の3つのエリア。


仕事×社会貢献=プロボノ

仕事×ワクワク=マイプロジェクト

社会貢献×ワクワク=ボランティア


この2つの円が重なり合う3つのエリアだ。


仕事を通して、ど真ん中にある夢(ここではわかりやすく夢という言葉を選んでいます)を実現しようとしたとき、この3つのエリアにどんな活動が入るのか…ここが問われることになる。




イーラボ(ヤマシナ印刷)の場合、上記のように考えることができる。

他にもいろんな活動があるが、メインの活動として、

コワーキングスペース Lita Studio ELABO

まちライブラリー@イーラボ

養蜂クラブ(はちみつうか)

の3つだ。


つまり、今回伝えたいことはこれ。


多くの自宅や小さなスペースを活用して活動している「まちライブラリー」のオーナーにとって、まちライブラリーが最終的に実現したいど真ん中だという方は少ないのではないか。

たぶん、ほとんどの場合、本当に成し遂げたいことは別にあり、その成し遂げたいことをするための手段として「まちライブラリー」のオーナーをしているのではないか。


つまり、この2つの円が重なる①②③のどちらかの活動に、「まちライブラリー」の活動が当てはまるのだと思う。


仕事×社会貢献=そうだ!まちライブラリーで課題解決ができないかな。

仕事×ワクワク=楽しそう!まちライブラリーをしよう!

社会貢献×ワクワク=喜んでくれそうだ!まちライブラリーにチャレンジしよう。

のどれかなんじゃないか。


では、本来のゴール、3つの円が重なるど真ん中の活動をカタチにしていこうとしたとき、何が大切になってくるのか。



つまり、

二つの円が重なる3つの内、どれかひとつだけ頑張ってカタチにしようと努力しても、3つの円が重なるど真ん中の面積は、小さいままだ。


ど真ん中の面積を最大化しようとすると、二つの円が重なる3つの活動すべてを稼働させないといけない

図で説明すると、一番右側の図になる。


ぼくであれば、ど真ん中生きるという価値を広めようとしたとき、ただコワーキングスーペースの運営ひとつを頑張り、多くの方と向き合う時間を増やすだけよりも、

コワーキングスペースの運営、まちライブラリーや駄菓子屋の運営、養蜂活動等、すべてをぐるぐる回る関係づくりを考えていくほうが、より中心にある活動が活性化するということだ。


そう。

どれかひとつだけをカタチにしようとしても、遠回りになるだけなのだ。


ひとつひとつの活動は、関係しあい、影響しあっている。

そして、自らが置かれている情況を鑑みた時、3つの活動は必然的に目の前にある、やるべき活動なはずだ。

 

この気づいた活動をもれなくすべてやるという覚悟こそ、ど真ん中をカタチにしていく。


もし、どれかひとつの活動に偏っているのなら、今一度自分の活動を俯瞰して捉え、やるべき活動が置き去りになっていないか、確認すべきだ。


これは時間的にも複数の活動をすることは一見大変なように感じるが、やってみると以外にできるものだ。

なぜならは、何度も繰り返すが、すべてはつながりあっている活動なので、自然と歯車が回り始める。

これがもし、うまく回らないのなら、そもそも、その活動は必要かどうかを再検討してもいいのではないかと思う。



これが夢を実現するひとつの方法だ。

ぜひ参考にしてもらいたい。


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