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義とは何か?

更新日:2019年9月18日


今日は月に一度の親子論語塾でした。

京都の龍光院で行われ、まず書を書き、境内のお掃除、座禅、論語の素読と進みます。

今日の書は「義」。

そして論語でもこの「義」について学びました。

義とは何か?

先生

「お友達が、自分が読みたい本を読んでいました。どうしますか?」

子供たち「かしてって言う」

子供たち「読み終わるまで待つ」

先生

「そうですね。それが義です。みんな正しい心をもって生まれてきています。」

「でも、ずっと義を守ることはとても難しいです。宿題をしなくてはいけないのに、友だちと遊ぶことを優先してしまう。わかっているけど、いろんな理由をつけてできなくなります。」

「そのときにどちらの道を選択するか。それが大切です。」

「でも一度ちがう道を間違うと、正しい道に戻ることがとても難しくなります。」

「文化も同じです。鯉のぼりを出す、雛人形を出す。そういった一つ一つのことを一度やめてしまうと、来年も出さなくなります。」

「その文化を体験しなかった子供たちが、大人になったとき、やっぱりやらなくなります。」

子日わく、君子は上達し、小人は下達す。

上達するか、下達するか?

選択次第。

現状維持はないと孔子先生は言われたそうです。

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