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藝に游ぶ。

更新日:2019年9月18日


子曰わく、道に志し、徳に拠り、仁に依り、藝に遊ぶ。

人として正しい道を志し、これを実践する徳を本とし、

仁の心から離れないようにする。

そしうて世に立つ上に重要な芸に我を忘れて熱中する。

高速バスの中で読了した本の紹介です。

藝に遊ぶとは、仕事に熱中するとことだそうです。

その当時の藝とは、礼楽射御書数の六芸を指すそうです。

この本の中で下記のような内容が紹介されています。

仕事が苦しいからレジャー、バカンスで休みの時間がほしいというのは西洋的な考え方ですが、孔子のいう「游ぶ」というのは、そういう苦楽を忘れて、そのものに熱中しているということです。

子供は朝から晩まで動いているように見えますが、あまり疲れを感じません。

それは熱中しているからです。

これと同じように、仕事の上でも「游ぶ」という心境になれば、そんなにたくさん休みはいらないということです。

同じような内容のことで前職の社長に叱咤された経験があります。

「本気でこの仕事が大切だと誠な気持ちで働いていたら、疲れた顔にならないはず。」

仕事を游ぶ力が衰えた時だったと思います。

ど真ん中を生きるとは、まさに

自分のスキルを提供しながら、誰かを幸せに、そして自分もわくわくする、そのど真ん中を仕事として生きること。

ついつい熱中して時間を忘れてしまう。

仕事を游ぶ。

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