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逃げ出したくなる感情の正体

濃霧の朝

朝の音読会の後、朝ランできました。

久しぶりに、言葉にしたいと思えた音読会でした。


昨日の弓道の月例射会のこと

今朝の朝ランのこと

音読会のこと


を残したいなと思います。

どこから話そうか。


そう、朝ラン終えて、ランニングシューズをみたら、すごいことになってた。


杵屋の無敵シューズ
杵屋の無敵シューズ

杵屋の無敵シューズ。

靴ひもに、白いホコリのようなものがびっしりついている。

よく見ると、それは細かな氷だった。


外は氷点下。

20メートル先も見えないほどの濃霧。

走り終わるころには、靴ひもに糸のような氷が無数についていた。


不思議だったのは、走っている最中の身体の変化だ。


走り始めると、進めば進むほど手が冷えていく。

本来なら、走り続ければ身体は温まるはずなのに、それを超える寒さがあった。

徐々に手の感覚が薄れていく。


コースは直線。

真っすぐ走り、同じ道を折り返す。


ところが——

折り返した途端、身体が急に温まり、汗ばむ感覚に変わった。


距離の問題とは思えない。

自分では意識していないけれど、「行き」と「帰り」で、気持ちがまったく違っていたのだろう。

その気持ちの変化が、身体に影響を与えている。


もうひとつ、走りながら自分に問いかけた。


「暗闇を走るのと、濃霧で前が見えない白の世界を走るのと、どちらが怖いだろうか」


考えてみると、意外にも「どちらも同じ」だと感じた。

黒の世界。

白の世界。

どちらも怖く、どちらも楽しい。

時間を忘れさせてくれる。


「同じだ」と思えた自分が、少し意外だった。


そして、走り終えたあとの靴ひも。

あの氷の不思議さに感動した。



無意識の射


昨日の弓道の月例射会。

前半4本、後半4本。

的に中った数を競う。


前半、3本中てることができた。

「これは優勝も夢じゃないかも」と、心がよぎる。


そして後半。

1本も中らなかった。

結果は、8本中3本。



射会後、先生が

「前半と後半の射形が、まったく違っていたよ」

と言われた。


その場では、うまく言い訳ができる。

「前半よく中ったので、欲が出ました」と。


けれど本当は、何が違ったのかまったく分からない。

その言い訳は、まるっきり嘘だ。

意識的に何かを変えた覚えもない。

感情が変わった自覚もない。


それでも、身体操作は別物になっていた。


後で教えてもらったのは、馬手の角度が違っていたということ。

しかし、なぜ変わったのかは分からない。

馬手は視野に入らない。

自分では確認できない場所だ。


「無意識を意識化する」とは言うけれど、それがどれほど難しいことか。


朝ランで、折り返した瞬間に身体が変わったこと。

後ろから車のエンジン音が聞こえたときの身体の変化。

どれも無意識で、どうしようもなく、自然に起きている。



人の関心に関心を示す


今朝5時からの音読会。

『人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である』(樋口耕太郎)


テーマは「人の関心に関心を示すこと」。


感想の時間、ファシリテーターがぼくに「どうですか?」と振ってくれた。

その瞬間、ぼくは反射的にこう答えた。

「特に大丈夫です」


あれは、本音ではあった。

そのとき何かを語りたいわけではなかったし、むしろ他の人の声を聴きたいと思っていた。


でも後になって、ふと考えた。

あのとき、ファシリテーターは「ぼくの関心に関心を示してくれていた」のではないか。


人に関心を持つことと、人の関心に関心を持つことは、まったく違う


そのとき自分が考えていたのは、

「目の前の人の関心に関心を示せるだろうか」ではなく、

「もし誰かが、自分の関心に関心を示してくれたら、どんな感情になるだろうか」だった。



そこで出会った感情は、不思議だった。


うれしい。

頬がゆるむ。

幸せな気分になる。


でも——

その幸せがある一定のラインを超えると、「その場からすっと消えたい」という気持ちが湧いてくる。

誰にも気づかれないように、そっと立ち去りたい。



思い返せば、これまで何度も同じことをしてきた。

失礼だと分かっている。

それでも、居たたまれなくなる。


この感情は、どこから来るのだろう。



今朝「特に大丈夫です」と答えたのは、選択した言葉ではなく、反応した言葉だった。

無意識の反応。


濃霧の中を走る身体。

射形を変えてしまう身体。

そして、関心を向けられたときに逃げたくなる身体。


この感情の正体に、関心がある。

「マネーバイアス」につながるテーマのように思う。

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