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執筆者の写真yamashina shigeru



美の意味

1,美しいこと 2,よいこと 3,りっぱなこと 4,知覚・感覚・情感を刺激して内的快感をひきおこすもの『快』が生理的・個人的・偶然的・主観的であるのに対して、『美』は個人的利害関心から一応解放され、より普遍的・必然的・客観的・社会的である。



実は昨日、ヒトカケルデザイン事務所の安井さんと対談?した。 そのときのひとつのテーマが、立山連峰の美だった。

(その様子は、youtubeで配信予定です。お楽しみに)


ぼくは富山に住みながらも場所が金沢のとなりということもあり、富山といえば立山という言葉はよく耳にするが、正直大人になり、今にいたるまで立山って?という感覚だ。


しかし、何度か上市町に出向き、地元の方に話を聞くと、ほとんどの方が立山の美しさを語る。 そして、美しさと共に郷土愛についても語る。

もちろん全員がそうというわけではないが、ぼくが出逢ったほとんどの人がそうだった。

安井さんも同様に、立山の美しさと郷土愛について語ってくれた。

対談の中で、ひょっとして幼少のころ、立山ってすばらしいのよっていう話を両親や学校や大人から話を聞くタイミングがあったのでは?という質問をさせてもらった。 なんで、みんなが口をそろえて立山の美しさを語るのか、理由が知りたかったからだ。

上市町では、そういった教育のようなものがあるのではないかと。


すると、それはあまりないと。

単純に目の前にある立山の美しさがあっただけだと。


あまりにも意外な答えであり、ただ、そこに世の中ってさほど複雑ではなく単純だという気持ちにさせられた。



美は、ただ美しいなという感覚で終わるだけでなく、語源にあるように「よいこと」「利害関係なく社会的価値」のような感覚を養うのかもしれない。



ところで、日常の中で美を意識しているだろうか。 美と土徳。

これもつながる感覚なのだろう。



論語の意味は 君子は人のいいところを見つけては伸ばし欠点はそっと直してあげます。未熟な人は君子とは反対のことをしてしまいます。

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