top of page

ゼロ

歩く

マジで人生が変わる習慣

池田光史 著

読了



10年以上前に、ニューバランスのミニマスシリーズのシューズに出会った衝撃は今でも忘れられない。

長年探し求めていたシューズに出会った感動。

クッションがほとんどない、裸足感覚のシューズだ。


3足ぐらい履き続けたとき、急にミニマスシリーズが生産中止となった。

これはすごく落ち込み、なんとか復刻してもらいたいとニューバランスにメッセージを送った記憶がある。

世界は、厚底ブームへとシフトしていった。



そのあと、どうなったか。


杵屋の「無敵」に出会ったのだ。

それからというもの、ずっと「無敵」を愛用している。

しかし、こちらも最近雲行きが怪しくなってきてる。

品不足が続いているのだ。


そんな中、ニューバランスからミニマスシリーズが復刻するというニュースを聞いた!

期待が高まるが、今のところ自分の中では「無敵」が最強だ!

もう10足ぐらい履き続けている。



さて。

本書の内容を少しだけ抜粋したい。


アイデアは呼ばれることなくやってくる。森の中を歩いているときに。(ベートーヴェン)

「歩く」ことの大切さを多くの事例を紹介しながら解説してくれている。


「歩く」×「自然」から、日常の思考から解放され、スペースが生まれる。

するとコールを聴きやすくなるにちがいない。

社会に大きなインパクトを与えた実業家は、このことを知っている人が多くいた。

 

昨年鑑賞した映画「地球交響曲第9番」も、ベートーヴェンのエピソードが中心に語られており、同様なメッセージを受け取った。



ぼくはどんな未来を望むのだろうか。


ベートーヴェンからのメッセージのおかげで、イメージできた世界がある。


自分の身体を通した五感から届く声と、自然の営みの中にある音を重ね合わせ「いまに在る」力とひとつになり、素直に生きる。

50年先、100年先に、そういった世界観が広がるっているといいなと思う。

これは、ど真ん中エディットワークをするときに紹介させてもらっている。



本書の内容に戻る。


二足歩行をする人類にとって、「歩く」という行為はすごく重要なことである。

人類の足裏には、複雑に多くの情報をキャッチし処理する能力がある。


よりオシャレに着飾るための靴が開発される。

より早く走るためのランニングシューズが開発される。


楽に歩ける、楽に走れる。

ビジネスマナーとして、オシャレとして。

シューズはどんどん開発されていく。

しかし、シューズによる足のケガは減らない。


大手資本が参入し、一度始まったら急に止めることができない慣性の法則の中、シューズはより厚底に。

科学技術が人類を幸福にするという信仰は、間違っているわけではないが、本来備わっている身体能力を奪う結果になっている。


本末転倒。

これは、シューズ業界だけの話ではないのかもしれない。

幸福と身体感覚には大きな関係性があるにも関わらず、幸福と身体感覚が切り離されていく。



本書では、シューズ業界の中に一石を投じ、起業した「ALTRA」の起業ストーリーが描かれていた。

ALTRAのホームページにはこのような文章が掲載されいている。(抜粋)


私の父は学生時代にアメリカンフットボールで膝を故障してしまい、医師からは「もう二度と走る事は出来ないだろう。」と言われていました。

その後、父は独学で膝に衝撃のかからない走り方を学び「ヒールストライク」のしない走り方を実践するようになりました。

それを続ける事でだんだんと走れるようになり、メジャーなマラソン大会で入賞出来るほどまでになりました。

そして現在はシューズの専門家としてロッキーマウンテンにランニングショップを持っています。

ランニングショップをオープンしてから20年経ちますが未だに運動学的に自然で「正しい」シューズは存在せず、クライアントに対して最適なシューズを提供する事が出来ないでいました。

我々は沢山のリサーチをし、その結果「自然な体の動き」を実現させるために「ヒールストライク」を最小限に抑える靴にたどり着きました。

コンセプトは「自然な走り方」ができる究極のシューズ。

その後、様々なエキスパート達と共に試行錯誤を繰り返し、我々の熱意が一つのシューズ「ALTRA Zero Drop シューズ」を作り出しました。



本書には、「ALTRA」の企業バリューの言葉が紹介されています。


自分自身と周囲の世界をより深く知るために、動こう。 Move to discover more of ourselves and the word around us.

とても共感する言葉だ。

最新記事

すべて表示
プペル

映画『えんとつ町のプペル 約束の時計台』 本『人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である』 この2つを重ねながら、プペルについて勝手気ままに語ってみたい。 我が家は、前作のプペルがとてもよかったので、妻と次女と末っ子が先に鑑賞した。 末っ子は、いろんな場面で泣いていたらしい。 問題は妻である。 妻はとても繊細で、たとえばポケモンやドラえもんですら大泣きするタイプだ。 その妻が、末っ子が大泣きした

 
 
 
暗黙の合意形成

人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である 樋口耕太郎 著 毎朝5時からの音読会で読んでいる本。 今朝のテーマは「無理ゲー」。   朝の音読会の対話の中で、正確に記憶しているわけではないが、こんな会話があった。   「在来種のみかんを育てたいが、そのみかんは一般に流通しているものほど甘くなく、ニーズがないため、作ることを断念した」 「無農薬で野菜を育てたいが、労力のことを考えると難しい。農業で生

 
 
 

コメント


bottom of page