子供のころに感じた「日本人でよかった」という感情を思い出した。
当時雑誌やテレビ、学校の教科書で目にした飢餓や戦争で苦しむ姿を見て、素直におもった感情だ。
子供のころは、ただ単純にそう思えた。
地域づくりや町づくりというコトバに対して、何となく薄っぺらく感じる。
地域をよくしたい、町を活性化したいというココロのもっと前提に、
「今、ここにいる不思議さ、その大切さ」を再確認したい。
僕自身、地域を元気にしたいわけではない。
今、何の因果か、ここに、この場所に親が営み一緒に働く会社があり、親が生きて、精いっぱい自分の会社で働いている。
そのことこそ大事なんだろう。
そこから縁があり、家族が増え、新しく大事にすべき場所が増えていく。
話は飛躍するが。
これから地球規模で移動やコミュニケーションのスピードが上がっていく。
イマココを大事にする生き方が、科学技術の力で、イマココの地図上の地点の変化が驚くほど広くなった。
それが結果として、人類が一つになれる要素になるはずだ。
そして宇宙に飛び出す。
そのとき、「地球人でよかった」と、そう誇りに思える日が待ち遠しい。
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