top of page

因縁

  • 執筆者の写真: yamashina shigeru
    yamashina shigeru
  • 2021年7月21日
  • 読了時間: 1分

更新日:2021年7月22日

第1講 挨拶





ちょうど妻が

「私の目標が決まった」

と話してきた。


「人を愛すること」


そのことを友人に話したところ、

「そしたら自分のことも愛してるんやね」

「そう、自分のことがめっちゃ好きやねん」


そんな会話をしたそうだ。

 

正直、ぼくは今まで妻がここまで自分のことが好きだと発言したことがなかったので、驚いた。

妻は、志を立てたのだと、うれしくなった。


ぼくは「人を信じ切れるような人間になりたい」という志を抱いている。

これは子どもたちと関わることで生まれた志だ。

 

ただ、妻の姿勢を見ていることで、まだまだ思考や覚悟が足りないかもと思えてきた。

これはもう一度自分に問いかけてみる大事なタイミングのように感じた。

 

今回の「挨拶」では、因縁という言葉が書かれてある。


実際世の中のことは、すべてが因縁でありまして、どこで誰と共に過ごすか、すべては因縁であって、深く考えれば、自分の力で得たことは何一つとしてないのです。
お互いにこの因縁のもつ無限の意味をよく考えて、深くこれを生かさなければならぬ。


これは、今の情報が溢れ、容易に会いたい人にあえる時代になったからこそ、忘れがちなことだ。

因縁を大切にできる生き方を、今よりももう少し考えていきたい。

最新記事

すべて表示
不滅の火は、誰のものか

修身を学ぶ会富山 第3講 古人に学ぶ 森先生の言葉に触れると、自然に心が熱くなる。 われわれがこの二度とない人生を、真に徹底して生き抜こうとすると、何よりもまず古人に学ぶ処がなければならない。 偉人とは、永い生涯を、真に生命がけで徹底的に生き抜いた人々だ。...

 
 
 
言葉の奥にある重みにたどり着く。

修身を学ぶ会富山 第7講 大志を抱け 「立派な先生になる」など、ていのよい逃げ言葉だ。 今回は、この言葉に心が動いた。 便利な道具が目の前にあると、どうしてもそれに頼ってしまうものだ。 そのひとつに、AIがある。 言葉にできそうで、できないこと。...

 
 
 
意図せず世代を超える

修身を学ぶ会富山 修身教授禄続 第2講 立志 「死後に生きる」というテーマに対して、すごく共感していた時期があるのだが、一度躊躇した時がある。 「人生二度なしという覚悟で生きているが、死後に何かを残す生き方は選びたくない」 そんな声を聴いた時だ。...

 
 
 

Comments


bottom of page