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執筆者の写真yamashina shigeru

待つ

グレートジャーニーな名刺づくり VOL4(動画はVOL9)



NPO法人PCTOOL、代表理事の能登貴史さんとのど真ん中名刺づくり。

コロナ禍に、ど真ん中エディットワークをオンラインで広げる方法の練習に参加いただいたり、10年以上前から、いろんな方面でサポートしていただいた大恩人。

そんな能登さんとのど真ん中名刺づくり動画です。

前回からのつづきです。


▼NPO法人PCTOOL


▼市民活動サポートセンターとやま



前回は「発散」と「収束」というこの2つの力が人類を発展させていった。

では、能登さんのmustであるPCTOOLの活動は一体どんな役割なのか。

そういった問いが生まれたところでした。



(山科)

今、能登さんは、自分は変容期であると言われていました。

それが真実なのであれば、メインの肩書であるPCTOOL代表理事の名刺をつくるのは、適切なのか。



(能登)

3つの円(must、needs、wants)でいうと、自分のワクワク(wants)がみえていないことが問題なのかもしれない。


ただ、今、対話をしていることが楽しくて仕方がない。

ということは、ダイアログや対話がワクワクなのかもしれない。


むしろ、当初描いていたど真ん中、

人と人が語ること。語る中で進化する、信頼が生まれる。

ということが、ど真ん中というよりワクワクになるのかもしれない。

それがしっくりくる。



(山科)

じゃあ、ど真ん中は何か?



(能登)

ど真ん中に当てはまるのは、ファシリテーター、コーディネーターなのかもしれない。


2つは違うもの。


ファシリテーターは、促進する、発散させる役目。

コーディネーターは、言語化する、収束させる役目。


まさに、「発散」と「収束」なんだと思う。



(山科)

ぼくが思うに、能登さんは、ファシリテーターを演じれば演じるほど、コーディネーターとしての一面を発揮したいという欲求が沸き起こる。逆も同じで、コーディネーターを演じれば演じるほど、ファシリテーターとしての一面を発揮したいという欲求が沸き起こる。

つまり、相反する2つの役目がど真ん中にあることで、常に足を引っ張り合う状態になっている気がする。

それでも、経験値と実力があるから、力技で最終的には場を治めることができているのではないか。


であれば、2つを統一した新しい概念の肩書を創ってしまうほうがいいのではないか。



(能登)

確かにそうで。

途中で相反する側面が顔をだすことで、相手のクリエイティブな力を奪ってしまっているなと反省している。


実は、その人を信頼していないから待てない自分がいるような気がしている。

伝えることがやさしさだと思っていたが、それは、やさしさでもあり、上から目線だとも言える。

同じ高さで、同じ悩みをもって考えるという同士であれば、待つということができるはず。


それが今まではできていないから、スタッフからの信頼をもらえてないと自覚している。

だからこそ、変容期であり、自分が変わるタイミングだと思っている。


今僕自身が変わろうとおもっているのは、時間をかけてでも対話を繰り返していく中で、その人がベストだと思う結論がでるまで待とうというのがぼくのチャレンジなんです。


つづく

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