ある一つのことを続ける。
そうすれば道が開けることは分かる。
でも、それがいちばん難しい。
四十を超える年齢になり、よくよく分かるようになった。
志学とは、継続する力のように思えた。
継続する力とはどんな力だろう。
どうすれば継続できるのか。
やはり一番大きな要素は、自分自身の心だ。
そして、社会の中で必要とされているかどうか…。
いや、ちょっと違うな。
やはり、自分の心はどこにあるのか。
その心はどこからやってきたのか。
人間としてこの世に生を受け…。
そうか。
継続しているのは命だ。
連綿と繋がった命。
今、僕の心臓。
そこに志学がある。
「志」という漢字は、上が歩む足跡で、下が心臓の意味で出来上がっている。
鼓動に従って歩むと志になる。
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