今朝の朝活大学素読会。
テーマは「敬止」でした。
鳥は、自分が安心して止まる場所を理解している。 では、人間は、どこに止まるべきかを理解しているのだろうか。
そんなテーマだ。
では、ある素晴らしい王はどうであったかというたとえ話に続く。
人君と為りては 仁に止まり 人臣と為りては 敬に止まり 人子と為りては 孝に止まり 人父と為りては 慈に止まり 国人と交わりては 信に止まる
つまり、
自分がリーダーであれば、思いやりを中心に物事を判断していく。 自分が誰かに仕える立場であれば、相手を敬い、自らの役割に徹する。 自分が親の前であれば、孝行を率先して行う。 自分の子供や家族に対しては、慈しむ心で接する。 広く仲間同士で交わるときは、お互い信じあうことを大切にする。
止まるとは、ひとつのことではなく、立体であると。 自分の置かれた立場で、止まるところは変わる。
大学では、終始、この立体的視野が語られます。
そして今日気づいた面白さは、多面的な視点で、道義や道理を学んでいると、不思議に自分の心の奥にあるものが開放されていく。
いろんな感情が生まれてくる。
その感情をシェアしあうことがすごくいい学びになる。
これはなんとも不思議な感覚だ。
自分では気づいていない琴線に触れるのだろう。
次回は2週間後。
随時参加者募集中。
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